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【祝!小室復活】活動時期別 TM NETWORKレビュー(第5回/2010年代~現在)

TM NETWORK アルバム QUIT30 ブログ用 音楽
【2021/10/2:追記】
FANKSの皆さん。
ついにこの日が来ましたね。
TMが三人で活動再開しました。
復活を祝して、
過去レビューをリニューアルしました。

トトオです。

前回は、

2000年代のTM NETWORKの活動を、

振り返りました。(多少寄り道しましたが)

【祝!小室復活】活動時期別 TM NETWORKレビュー(第4回/例の事件前・2000年代)
【2021/10/2:追記】 FANKSの皆さん。 ついにこの日が来ましたね。 TMが三人で活動再開しました。 復活を祝して、 過去レビューをリニューアルしました。 トトオです。 前回は、 TMN時代の二枚の作品を、 レビ...

ご存知の通り、

2000年代末は、

音楽活動以外で世間を騒がせた結果、

一時的に活動停止しました。

その後、2010年代に入り、

少しずつ活動し始めます。

今回の記事は、

以下のような方にオススメです。

ゴシップ小室にうんざりしている人
小室哲哉の復帰を望む人
今のTMを知りたい人
  1. TMと小室哲哉と私⑤
  2. 活動時期別レビュー⑤/2010年代~現在
  3. QUIT30
    1. 概要
    2. 全曲レビュー(Disc.1)
      1. 1. Alive(作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉)
      2. 2. I am(作詞・作曲:小室哲哉)
      3. 3. [QUIT30] Birth(作詞・作曲:小室哲哉)
      4. 4. [QUIT30] The Beginning Of The End(作詞・作曲:小室哲哉)
      5. 5. [QUIT30] Mist(作詞・作曲:小室哲哉)
      6. 6. STORY(作詞:小室みつ子 作曲:木根尚登)
      7. 7. ある日ある時いつか何処かで(作詞・作曲:小室哲哉)
      8. 8. LOUD(作詞・作曲:小室哲哉)
      9. 9. 君がいてよかった(作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉)
      10. 10. [QUIT30] Glow(作詞・作曲:小室哲哉)
      11. 11. [QUIT30] Loop Of The Life(作詞・作曲:小室哲哉)
      12. 12. [QUIT30] Entrance Of The Earth(作曲:小室哲哉)
      13. 13. [QUIT30] The Beginning Of The End II(作詞・作曲:小室哲哉)
      14. 14. [QUIT30] The Beginning Of The End III(作詞・作曲:小室哲哉)
      15. 15. Mission to GO(作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉)
      16. 16. If you can(作詞:松井五郎 作曲:小室哲哉)
    3. 全曲レビュー(Disc.2)
      1. 1. Always be there(作詞・作曲:小室哲哉)
      2. 2. [CAROL 2014] A Day In The Girl’s Life(作詞・作曲:小室哲哉)
      3. 3. [CAROL 2014] Carol (Carol’s theme I)(作詞・作曲:小室哲哉)
      4. 4. [CAROL 2014] In The Forest(作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉)
      5. 5. [CAROL 2014] Carol (Carol’s theme II)
      6. 6. Alive (TK Mix)(作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉)
    4. 採点
  4. 終わりに

TMと小室哲哉と私⑤

TMが活動再開した1998年以降から、

2000年代前半という時期に、

私は社会人として働き始めました。

音楽を趣味としていましたが、

当時はかなり洋楽に偏っており、

邦楽はややマニアックなものしか、

新しく聴くことはありませんでした。

既述ですが、

この時期のTMのアルバムは、

リアルタイムでは触れておらず、

ニュースをチェックする程度でした。

当時、

私はTM好きを公言していましたが、

周りの音楽好き(ほぼバンドマン)の多くが、

TMの素晴らしさを知っていることに、

この時期気づきました。

社会人になっても、

バンドや音楽を趣味にしている人たちは、

自分たちの音楽の原体験として、

TM NETWORKに触れた人が、

多かったのです(特に80年代)。

改めてTMの影響力の凄さに気付いた結果、

彼らの今を知りたいと思うようになり、

再びリアルタイムで、

TMを聴くようになりました。

活動時期別レビュー⑤/2010年代~現在

例の事件で、

世間を騒がせた後、

TMどころか、小室哲哉の

音楽活動自体が危ぶまれました。

その間、

ウツや木根さんは、

小室氏やファンに対して、

前向きな姿勢を示し続けていました。

彼らの努力があったからこそ、

小室氏は帰ってこられたのだと思います。

小室哲哉が所属した他のグループは、

小室氏自身が主導してきたことから、

彼の役割が大きすぎたため、

彼を受け入れてくれる場所、

という意味ではやや弱いです。

TMには、

小室哲哉が売れる前から苦難を共にした、

仲間達がいました。

小室氏もファンも、

その素晴らしさに、

改めて気付かされたと思います。

2012年にシングル『I am』を発表し、

いくつかのシングルを挟んだあと、

2014年に、

『DRESS2』『QUIT30』を発表します。

『DRESS2』はすでに、

記事にしました。

【原曲越えの完成度!】活動時期別 TM NETWORKレビュー(番外編①『DRESS』『DRESS2』)
トトオです。 TM NETWORK全作品レビューも、 過去4回が終わり、 残すところ、 2010年代の一回だけになりました。 TM NETWORKは、 オリジナルアルバム以外にも、 色々な作品を発表しており、 面白いものが多...

今回は、

2010年代では唯一、且つ、

現時点では最新作となる、

オリジナルアルバムである、

『QUIT30』をレビューします。

QUIT30

概要

今のTM NETWORKの魅力 / ☆☆☆☆
W小室コンビの素晴らしさ / ☆☆☆☆
2000年代TMの活動総括 / ☆☆☆☆

2014年に発表された、

現時点での最新フルアルバムです。

この前が、2007年発表の『SPEEDWAY』で、

その後に例の事件があったため、

ブランクが7年あります。

まず、新作のアルバムが発表されるまで、

TMが復活したことが、

素直に喜ばしかったです。

事件後の活動再開第一弾が、

2012年のシングル『I am』です。

この曲のレビューは、

このあとアルバムレビューでしますが、

小室哲哉のこれまでの経緯を知っていると、

色々深い歌詞です。

そのあと2013年に、

『Greenday2013』という、

ライブ会場限定発売のシングルを挟み、

2014年に、

『LOUD』というシングルが発表されますが、

これは、先日レビューした『DRESS2』

同日発売でした。

そして同年、

この『QUIT30』が発表されました。

2010年代のオリジナルアルバムは

この一作しかないため、

本作は全曲レビューします。

全曲レビュー(Disc.1)

1. Alive(作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉)

一曲目は、『Alive』です。

みなさん、

色々あって、

復活後の作品の一曲目タイトルが、

『Alive』ですよ。

作詞は往年の名曲を作り上げた、

小室みつこ氏です。

曲調は、

直前に出している『DRESS2』のような、

ゴリゴリのEDMとは異なります。

一つ一つの音が、

柔らかい、何か暖かさを感じるような、

新しくもレトロな雰囲気です。

表現が難しいですが、

なにか、達観したような、

突き抜けたようなムードが、

感じられます。

レトロな雰囲気というところでは、

2007年の発表の前作、

『SPEEDWAY』に通じる部分も感じます。

この曲は、

サビの部分で、合いの手のような

英語のコーラスが入りますが、

吉幾三みたいに感じるのは、

私だけでしょうか。

2. I am(作詞・作曲:小室哲哉)

来ました。『I am』

復活第一弾のシングルということもあり、

この曲はこのアルバムでも、

特別な一曲ではないでしょうか。

サビの部分ですが、

ファン以外には、

違和感があるようです。

私がこれを聴いていたり、

カラオケで歌ったりすると、

周りから変な笑いが起こります。

私も最初聴いた時は、

やはり複雑な気持ちになりました。

しかし、

聴けば聴くほど、

歌詞も曲も耳に馴染んできます。

歌詞は前作『SPEEDWAY』の小室哲哉から、

大きく変わっていません。

しかし、

前作と決定的に違うのが、

三人の一体感です。

この曲は、小室哲哉が作ったものを、

残りの二人も一緒に演じる、

というよりは、

三人で共に作り上げた一曲

のように聴こえます。

やはり色々なことがあって、

それを経た三人の距離感が

そうさせたのでしょうか。

TMが売れる前の三人、

具体的には『CHILDHOOD’S END』あたりの時期の、

三人の雰囲気を感じました。

3. [QUIT30] Birth(作詞・作曲:小室哲哉)

4. [QUIT30] The Beginning Of The End(作詞・作曲:小室哲哉)

5. [QUIT30] Mist(作詞・作曲:小室哲哉)

ここから三曲、

『QUIT30』の組曲が続きます。

合計で11分強もあります。

まず、特筆すべき点は、

マーティ・フリードマン

ギターであるということです。

アメリカのスラッシュメタルバンド

メガデスの元ギタリストです。

メガデスは別記事にしています。

【祝!デイヴ復帰】MEGADETH/メガデス アルバム 初心者向けベスト3
【2020/1/25:追記】 トトオです。 デイヴがついに復帰したようです。 リハーサルの動画がアップされています。 非常に早い復帰ですが、 無理せずに進めて欲しいですね。 こんにちは。トトオです。 先日は、Metalli...

マーティ参加のため、

ギターがやたら充実しています。

但し、

あくまで脇にいるというか、

フロントの三人を目立たせるような、

手堅い仕事ぶりです。

そのため、

指摘されないと、

まずマーティが弾いているとは、

気づかないと思います。

私はこの作品に伴うツアーに行きましたが、

映画のような

オリジナルのショートムービーに合わせて、

この楽曲が使われており、

印象的でした。

歌詞には、

『SPEEDWAY』にあった迷曲

『WELCOME BACK 2』で感じたような、

違和感も少しありますが、

あそこまで振り切ってはいません。

6. STORY(作詞:小室みつ子 作曲:木根尚登)

小室みつ子詞の木根バラです。

このアルバムで、

唯一の木根バラですが、

正直、全曲中一番良いです。

本当に、

2000年代以降の、

木根さんの存在は大きいですね。

初期のバラードから素晴らしかったですが

このクオリティを維持し続けるというのは、

本当に驚異的です。

しかし、

一点気になった点として、

かつてほどは、

ウツが高音を出せていないように

感じたことです。

病気もしたことですし、

年齢のことも考えると、

これだけ歌えているだけでも、

本来凄いことなんですけどね。

7. ある日ある時いつか何処かで(作詞・作曲:小室哲哉)

小室哲哉作詞作曲ですが、

『LOUD』のカップリングだった曲です。

符割りが独特で、面白い曲です。

往年の小室プロデュースのような雰囲気で、

なにか懐かしい気分になります。

8. LOUD(作詞・作曲:小室哲哉)

シングルカットされた

小室哲哉作詞作曲の一曲です。

曲本編とは全く違うイントロを差し込んで、

遊び心のある曲です。

明るく楽しい雰囲気ですが、

大人向けの歌詞です。

こういう路線は、

メンバー自身の年齢を考えると、

違和感なく自然に聞こえます。

今のTMならではの一曲ですね。

9. 君がいてよかった(作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉)

小室みつこ詞・小室哲哉作曲の、

シングル『I am』のカップリング曲です。

個人的には、

このアルバムで一番好きな小室曲です。

これを聴くと、

やはりこのW小室の組み合わせが、

一番しっくりくると思います。

メロディも素晴らしく、

思わず口ずさみたくなります。

こういうクオリティの曲がたくさんあると、

まだまだ売れるんじゃないでしょうか。

地味にバックの演奏も凝っていて、

後半の展開なんかもワクワクします。

10. [QUIT30] Glow(作詞・作曲:小室哲哉)

ここから、

QUIT組曲の第二弾が、

5曲続きます。

全て作詞作曲小室哲哉です。

 『Glow』は、

後半組曲の導入歌ですが、

ある種プログレっぽい感じがあり、

『Major Turn-Round』を思い出します。

11. [QUIT30] Loop Of The Life(作詞・作曲:小室哲哉)

『Loop Of The Life』から、

EDMっぽい雰囲気に切り替わりますが、

これは『NETWORK TM -Easy Listening-』

含まれていた曲に近いものを感じます。

12. [QUIT30] Entrance Of The Earth(作曲:小室哲哉)

そのまま繋がる

『Entrance Of The Earth』は、

小室の組んだトランスユニット

gaballを思い出させるような、

美しいシンセのメロディがあり、

ハッとさせられます。

後半は、懐かしの『Be Together』のような、

どことなく楽しげな縦ノリで盛り上げます。

13. [QUIT30] The Beginning Of The End II(作詞・作曲:小室哲哉)

ここからまた歌が入ります。

『The Beginning Of The End』

1曲目のメロディを展開させて、

組曲の締めくくりに繋げます。

14. [QUIT30] The Beginning Of The End III(作詞・作曲:小室哲哉)

最後はそのままアウトロに移ります。

正直なところ、

ここまで細かく区切る必要が

あったのでしょうか…。

但し、記載したとおり、

ある種2000年代のTMを振り返りつつ

今のTMにつなげるような構成で、

まさに総括、

『QUIT30』だったのかもしれません。

15. Mission to GO(作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉)

小室みつこ詞・小室哲哉作曲です。

この作品における、

このW小室コンビの曲としては、

本アルバムラストですが、

かなり良いです。

小室哲哉作詞の曲になると、

歌詞に引っ張られて、

メロディに微妙な違和感を

覚えることがありすが、

小室みつ子詞の場合、

小室哲哉の作曲のクオリティも

上がっているように感じます。

『君がいてよかった』も、

素敵な曲でしたが、

W小室コンビの曲をメインに据えて、

木根バラ数曲挟めば、

文句のつけようのないものが

できあがるのではないでしょうか。

16. If you can(作詞:松井五郎 作曲:小室哲哉)

ラストですが、

なんと作詞が松井五郎氏です。

1985年の『ACCIDENT』以来

とのことですが、これも良いです。

ボーカルが全然違いますが、

メロディや雰囲気に、

初期のaccess(浅倉大介のやつ)の

アルバム曲のような、

なにか切ないものを感じます。

ある種TMっぽくないですが、

そのおかげか新鮮に感じられます。

これで一枚目が終了です。

全曲レビュー(Disc.2)

二枚目は、

おまけ感ある二曲と、

1988年の

『CAROL』のリテイクメドレーです。

1. Always be there(作詞・作曲:小室哲哉)

2011年に小室が作った

国連のキャンペーンソングの、

TMカバーバージョンです。

まだ小室ブームだった時代にも、

キャンペーンソングはありましたが、

この曲もまさにそんな感じです。

正直なところ、取り立てて、

特筆すべき点がある曲ではないですね。

アルバム一枚目に入っている他の曲の方が、

断然いいです。

2. [CAROL 2014] A Day In The Girl’s Life(作詞・作曲:小室哲哉)

3. [CAROL 2014] Carol (Carol’s theme I)(作詞・作曲:小室哲哉)

4. [CAROL 2014] In The Forest(作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉)

5. [CAROL 2014] Carol (Carol’s theme II)

『CAROL』の再録です。

まず、オリジナルと違う点として、

ギターがマーティ・フリードマンです。

高校時代の自分に教えてあげたいですね。

今から20年後のTMのアルバムに、

メガデスのギタリストが参加するぞ、と。

まあ、

元々マーティは日本贔屓でしたけどね。

以前のレビューでも書きましたが、

私はTMファンには珍しく、

『CAROL』はそれほど好きではないので、

これらのリテイクも特に感慨はないですね。

なぜこれを当時やったのか、

それは少し不思議でした。

聴きどころとしては、

やはりマーティのギターと、

ウツの歌声でしょう。

マーティは

とにかく弾きまくっています。

曲の後半では、

バックでかなり自由に弾いていて、

これを聴いた時は、

Suede

『Stay Together』を思い出しました。

改めて聴くと死ぬほど格好いいです、

この曲。

この時期の

バーナード・バトラーは天才ですね。

それはさておき、

ウツの歌声は、

やはり歳を取った(25年分くらい?)

感じはしますが、

それでもよく歌えていますし、

今の声もまた違う風情があります。

長年のファンに向けた、

TMからのプレゼントといったところでしょうか。

6. Alive (TK Mix)(作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉)

ラストは

『Alive』のリミックスバージョンですが、

これも特筆すべき点はないです。

これでDisc2も全曲終了です。

この作品では、

既述のとおり、

三人の距離感が

近くなっていることが感じられました。

かつては、

セクシーさや、

尖った格好よさが魅力でしたが、

こういう落ち着いたムードで、

今のTMを表現したのは、

とても好感が持てます。

採点

QUIT30(2014年発表)/ 90点
トトオ
トトオの
オススメ曲

『I am』
『STORY』
『君がいてよかった』
『Mission to GO』

終わりに

 タイトルが

『QUIT30』ですから、

やはり30年間の総括であること、

そして、

これが最後のオリジナルアルバムになる、

という意味合いがあったのでしょう。

しかし、まさかああいった形で、

小室哲哉が音楽活動に幕を引くとは、

誰も想像しなかったと思います。

この『QUIT30』は、

2000年代以降の作品としては、

『Major Turn-Round』と同じか、

それ以上のクオリティで、

ファンなら間違いなく楽しめます。

また、

TMN解散以降の作品で、

最もメンバーの関係性が、

良好だったはずです。

結果的にこれが、

TM NETWORKとしての、

最後のオリジナルアルバムになる可能性は、

かなり高いですが、

このクオリティの作品がまだ出せるなら、

需要はまだまだあると思います。

アルバムでなくても、

シングルでもライブでも、

どんなことでも良いので、

少しずつでも活動が続くことを、

一ファンとして祈っています。

【原曲越えの完成度!】活動時期別 TM NETWORKレビュー(番外編①『DRESS』『DRESS2』)
トトオです。 TM NETWORK全作品レビューも、 過去4回が終わり、 残すところ、 2010年代の一回だけになりました。 TM NETWORKは、 オリジナルアルバム以外にも、 色々な作品を発表しており、 面白いものが多...
 

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