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【米津玄師も絶賛!】平沢進 神曲『MOTHER』レビュー

平沢進 救済の技法 写真 ブログ用 音楽

トトオです。

米津玄師、良いですね。

ウチの子供が毎日歌ってます。

今、日本で一番幼児に人気のある曲でしょう、

『パプリカ』

米津玄師と平沢進

そんな子供達にも大人気の米津氏が、

かつて、

平沢進の曲に影響を受けたそうです。

パプリカといえば、

どちらかというと、

平沢氏も関わった、

筒井康隆原作のアニメ映画が、

思い出される私です。

米津氏は元々、

ニコニコ動画で、

作曲活動をしていた方なので、

そちらで人気のある平沢氏とは、

親和性が高かったようです。

米津氏のファンは膨大にいるわけですが、

そのファンの中で、

平沢氏を好きな人(もしくは知っている人)は、

それほど多くないと勝手に予想します。

ということで、そんな米津氏が、

かつて感動し、影響を受けたという、

平沢進の神曲『MOTHER』を、

レビューしたいと思います。

その前に、

平沢進を知らない方のために、

簡単に彼の経歴を書きます。

1分で分かる平沢進

1979年にテクノポップバンド、

P-MODELでメジャーデビュー。

並行してソロ名義でも、

多数の楽曲を発表。

その独特の作風のため、

一部の音楽好きから、

カルト的な支持を受ける存在だった。

しかし、2000年代から、

ネットを中心に人気が急上昇

60歳を超える現在も、

精力的に活動を続ける唯一無二のアーティスト。

だいたいこんなところでしょうか。

正確なバイオグラフィーは、

平沢氏のウェブサイトをご参考まで。

神曲『MOTHER』レビュー

米津氏が影響を受けたという、

平沢氏の曲『MOTHER』は、

98年にソロ名義で発表された、

『救済の技法』というアルバムの一曲です。

アルバムでは、全10曲中7曲目と、

割と目立たない位置にある曲です。

この曲は、実は元々、

かの宮村優子氏(エヴァンゲリオンのアスカの人)に、

平沢氏が提供した曲です。

『救済の技法』に収録されているものは、

その曲を、平沢氏自身が、

セルフカバーしたものです。

宮村氏が歌うバージョンと、

平沢氏のセルフカバーは、

基本的にそこまで大きく変わりません。

ただし、平沢氏のバージョンの方が、

全体的に荘厳な音作りになっていて、

平沢氏の怖美しいボーカルと相まって、

迫力が段違いです。

このアルバムが発表された時期は、

平沢氏がかなりアジア音楽に傾倒していた時期で、

どの曲もメロディが、

アジア風の味付けになっています。

この『MOTHER』も、

バックで流れるコーラスは、

そちらの歌声(おそらくタイ国)が、

サンプリングされています。

この曲は、

サビでタイトルの『MOTHER』を連呼しますが、

そこで平沢氏の超絶美麗な裏声を、

存分に堪能できます。

平沢氏の曲は、

特に歌唱が強烈に個性的なため、

人によって、

好き嫌いがかなりはっきり分かれます。

この曲は、

平沢進初心者にとって、

試金石になるような、

平沢コーラスを堪能できます。

個人的には、

1994年に発表された『AURORA』というアルバムの、

名曲『オーロラ』が、

進化したような曲だと感じました。

終わりに

平沢進を聴いたことがない人であれば、

『MOTHER』を含むこのアルバム、

『救済の技法』はオススメです。

個人的には平沢進の最高傑作だと思っています。

一曲目の『TOWN-0 PHASE-5』

三曲目の『庭師KING』

そして『MOTHER』

このあたりを好きになれるかどうかで、

今後、平沢氏のファンになれるかどうか、

はっきり判断できると思います。

米津氏のファンで、

彼がどういったものに、

影響を受けたか興味がある方でしたら、

聴いてみて、絶対損はしないでしょう。

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