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【2019年のベスト3を発表!】トトオのアルバム・オブ・ザ・イヤー2019

アルバムオブザイヤー2019 写真 ブログ用 音楽

トトオです。

今年ももう終わりですね。

個人的にも、世間的にも、

激動の一年でした。

今回は、そんな2019年に、

私が一番聴いた作品を、

ベスト3の形式で発表します。

作品選出の条件

今回の選出の条件としては、

「今年発表された作品であること」

としています。

私は普段、レビュー用として、

大量にCDを聴いていますが、

これらの大半は過去の作品なので、

それらは含めない、ということです。

また、ジャンル別のランキングではなく、

「オールジャンルにおけるベスト3」

とします。

さて、それでは早速

「トトオのアルバム・オブ・ザ・イヤー2019」

ランキング発表です。

トトオのアルバム・オブ・ザ・イヤー2019

第3位 / The Wildhearts『RENAISSANCE MEN』

第3位は、

ワイルドハーツが、今年5月に出した新作です。

私はワイルドハーツの大ファンなので、

新作は必ず予約して買っていますが、

本作は前作の『Chutzpah』から、

なんと10年ぶりの新作になります。

まず、そもそも、

そんなにも時間が経っていたことに、

驚きましたね。

今回の注目点は、

ベースに、

オリジナルメンバーである、

ダニーが復帰したことです。

このことにより、

「クラシックラインナップ」

と呼ばれるメンバーが揃ったことになり、

期待値は高かったですが、

期待を裏切らない素晴らしい出来で、

感動しました。

本国イギリスでも、

この作品を今年のベストアルバムに

選んだ媒体もあったようです。

The Wildhearts' Renaissance Men voted Classic Rock's best album of 2019
Renaissance Men may have been the Wildhearts' first album in 10 years, but it rocked like a beast and was stuffed with memorable songs

作品の詳細は、

今まさに書いている

ワイルドハーツ全作品レビューにて、

別途紹介するつもりです。

【マキシマムザ亮君に影響!THE WiLDHEARTS/全作品レビュー#1】ザ・ワイルドハーツ『Mondo Akimbo A-Go Go-』
トトオです。 現在、別の記事で、 アイアン・メイデンの、 全作品レビューを行っています。 全作品レビューは、 私が一番好きなバンドでしか行いません。 ワイルドハーツ/The Wildheartsは、 間違いなく私の一番好きなバ...

本作は、全10曲収録ですが、

クオリティの高い曲ばかりです。

1曲目の『Dislocated』に見られるような、

エッジの効いたギターリフに、

歌い出したくなるようなポップなメロディで、

ワイルドハーツまさにここにあり、

といった内容です。

キャリアが長いバンドになってきましたが、

彼らの作品にがっかりさせられたことは、

これまで一度もないですね。

ハードロック・メタル好きは、

全員買った方が良いです。

絶対損しないと、断言します。

作品の特徴としては、

前作『Chutzpah』と、

その前の『The Wildhearts』の、

ちょうど中間に位置するような、

音作りと曲調です。

「メタリカ・ミーツ・ビートルズ」という

自身のスタイルは変わりませんが、

今作も相変わらずバラエティに富んでいます。

タイトルトラックの『The Renaissance Men』は、

パンクっぽいキャッチーなメロディの、

軽快な曲です。

本作は、

2000年代以降のワイルドハーツを

総括するような作品でした。

来日公演も見に行きましたが、

ジンジャーの調子は万全ではない中

素晴らしいライブをやってくれました。

彼らの今後の活動のためにも、

日本で盛り上げていきたいです。

トトオ
トトオの
オススメ曲

『Dislocated』
『Let Em Go』

第2位 / Slipknot『We Are Not Your Kind』

第2位は、

スリップノットの8月に出た新作です。

これに関しては、

以前、個別レビューを書きました。

【KNOTFEST JAPAN2020記念!新作レビュー】Slipknot(スリップノット)『We Are Not Your Kind』(2019)
トトオです。 みなさんは、 ストレスが溜まった時、 どう解消しますか? 私は激しい音楽を聴いて、 気分をスカッとさせたりします。 まあ正直なところ、 どんなときでも、 割と激しいの聴いてるんですけどね。 最近、 スリップ...

私がタイムリーに聴いた

スリップノットのアルバムとしては、

2004年の『Vol. 3: The Subliminal Verses』

以来だったと思います。

とにかく、

シングルカットが格好良かったので、

久しぶりにアルバムを買って聴きましたが、

あまりの完成度に衝撃を受けました。

私はこれまで、

スリップノットの作品を、

アルバム通しで聴くと

やや胃もたれしていました。

良い曲もあるけれど、

全体だと重たすぎてしんどいので、

つまみぐいして、

いいとこどりする、

いつもそんな聴き方をしていました。

本作は、

そんな私でもアルバム一枚、

一気に聴き通すことができる、

トータルでの完成度が極めて高い作品です。

演奏は元々上手すぎるので、

そもそも文句などないですが、

今作ではボーカルのコリィと

ドラムのジェイが特に素晴らしいです。

コリィのクリーンボイスとグロウルは、

共に過去最高の歌唱だと思います。

ジェイは、

前任がジョーイのため、

彼のカラーを完全に脱することは

そう簡単ではないはずです。

しかし、本作では、

ジェイの強烈なドラムプレイが

バンドを引っ張っています。

来年はKNOTFEST JAPAN2020で、

彼らは来日しますが

わざわざ関東まで見に行こうかと

真剣に考えています。

とにかく、

この歳でここまでスリップノットにハマったのは、

嬉しい驚きでした。

ちなみに、国内盤には、

一番格好良い『All Out Life』

ボーナスで入っているので、

買うなら絶対にこちらです。

トトオ
トトオの
オススメ曲

『Unsainted』
『All Out Life』

第1位 / The Darkness『Easter Is Cancelled』

映えある第1位は、

ダークネスが10月に発表した新作です。

私は、ダークネスが大好きで、

新作も全てタイムリーに聴いています。

彼らの作品に関しては、

これまで発表された、

全ての作品が素晴らしかったですが、

今作は過去最高と言っていい出来です。

バンド初のコンセプトアルバムですが、

これまで以上に

曲がバラエティに富んでいます。

また、演奏に関しても、

ルーファスのドラムとキャラクターが、

はちゃめちゃなバンドのカラーに馴染んで、

彼の貢献度もとても大きいです。

彼らはよく、

「クイーン・ミーツ・AC/DC」のような

例えられ方をしますが、

この作品は、

どちらかというとクイーン寄りです。

アレンジも凝っていますが、

基礎となるギターリフや、

歌のクオリティが半端ではなく、

そのあたりが、

彼らが単なる色物の一発屋では、

終わらなかった所以でしょう。

アルバム一曲目のこの曲なんか、

ここまで素晴らしい曲で、

真剣に悪ふざけする彼らの姿勢には、

ある種感動すら覚えます。

一聴すると地味に覚えるような曲が多いですが、

数回聴くことで、

その素晴らしさがじわじわ伝わってきます。

全然来日してくれませんが、

もし来たら絶対見に行きますね。

トトオ
トトオの
オススメ曲

『How Can I Lose Your Love』
『Heart Explodes』
『In Another Life』

終わりに

以上、

私が今年一番聴いた作品ベスト3でした。

こうやって振り返ってみると、

結局ハードロック・メタルしか

選出してませんね。

普段は、

ハードロック・メタルは、

全ての音楽ジャンルにおいて、

60%くらいの割合で聴いている印象ですが、

今年はかなり当たり年でした。

本当は、

もっと若手のバンドで選出したいのですが、

ベテランが良い仕事をした年でした。

ちなみに、

去年のベストアルバムなら、

Orbital『Monsters Exist』

間違いなく一位でした。

キャリア30年でこんな作品出せるユニット、

他にないでしょう。

ジャンルで言うと、

これはメタルではなく、

ハウスですね。(広く言うとテクノです)

来年も、これまで通り、

マイペースでブログを更新する予定なので

これからも、よろしくお願いします。

皆さん、良いお年を。

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