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【U2もNIRVANAもNUMBER GIRLもリスペクト!】Pixies/ピクシーズ アルバム 初心者向けベスト3

ピクシーズ アルバム 写真 1 ブログ用 音楽

トトオです。

今回は、

アメリカオルタナティブロックの最重要バンド

Pixies/ピクシーズ

初心者向けオススメアルバムを紹介します。

この記事は、以下の方にオススメです。

ニルヴァーナが好き
アメリカオルタナ最高のバンドを知りたい
ピクシーズの名曲・最高傑作を知りたい

Japanese fast foodと私

私がピクシーズを聴いたのは比較的遅く、

2000年代に入ってからでした。

このバンドは、いわゆる、

ミュージシャンズミュージシャン的な

バンドであるため、

音源そのものを聴く機会こそなくとも、

名前だけは色々なところで見聞きしていました。

アメリカのオルタナバンドでいうと、

ニルヴァーナスマッシング・パンプキンズ

よく聴いていたので、

彼らがピクシーズの影響を、

受けているということも認識していました。

ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』の帯叩きは

ピクシーズの名前があったと記憶しています。

ピクシーズ アルバム 写真 2 ブログ用

すいません。記憶違いでした。
メタリカの名前があったとは・・・)

すでに解散しているバンドであり、

周りの人間にも、

それほど好きな人がいないこともあって、

実際に聴いたのは、

自分が20代中頃くらいになってからでした。

その後、あまりの格好良さに、

いきなり大ファンになりましたが、

もっと若い時に聴いていたら、

この良さは分からなかったような気もします。

若い時の私は、完全なメタラーでしたので。

Pixiesについて

1988年に『Surfer Rosa』でデビュー。

その後、1991年まで毎年一枚アルバムを出して、

合計四枚出した後、活動休止しました。

その後、2014年に、

『Indie Cindy』で奇跡の復活を果たし、

精力的に今も活動しています。

Surfer Rosa (1988)
Doolittle (1989)
Bossanova (1990)
Trompe le Monde (1991)
Indie Cindy (2014)
Head Carrier (2016)
Beneath the Eyrie (2019)

それでは、

例の如くベスト3のランキング形式で、

作品を発表します。

アルバム 初心者向けベスト3

3位 Bossanova (1990)

1990年発表の三作目です。

前作よりも全体的に音がヘヴィになり、

音の密度も上がっています。

時代は完全にオルタナティブロックが

主流になっていることもあり、

売り上げも良く、

世間の影響力も非常に大きい中で発売されました。

「サーフロック」というジャンルにも

分類されるようですが、

確かに、

爆音のビーチボーイズと言えるような曲調です。

一曲目は、The Surftonesのカバーですが、

滅茶苦茶格好良いです。

原曲はコチラ。

ピクシーズバージョンはこちら。

このイントロに続く二曲目がこれです。

このPV傑作ですね。

ボーカルは相変わらず狂気的で素晴らしく、

ノイジーなギターも格好良いです。

ただ、音が濃密になるほど、

ドラムプレイのバリエーションが少ないことや、

グルーヴ感がやや、

物足りなく感じられる部分があります。

まさにこの辺はこのバンドの味であり、

格好良いところでもあるのですが。

しかし、

バンドとしては順当に進化している方向性であり、

楽曲の充実度は、

並のバンドとは比べるべくもありません。

2位 Surfer Rosa (1988)

1988年のデビュー作です。

正直、バンドのキャリアで

一番格好良い作品はこれだと思います。

一曲目聴いてみてください。

これほどセンスのあるバンドは

そうそう見つからないと思います。

リアルタイムできちんと人気があったため、

この時代の他のバンドに対する影響力は、

凄まじかったと想像します。

全曲驚異的に格好良い曲ばかりで、

どうやってもこの味は、

ピクシーズにしか出せないでしょう。

リフとメロディーのクオリティは、

天才的と言えるレベルです。

英語ネイティヴにしか伝わらないでしょうが、

歌詞のセンスも尖っていて、

そのあたりもクールと言われる理由です。

しみじみ良い曲です。
(こんなファンビデオあったんですね)

やってることはシンプルなのですが、

驚くほど迫力があるのは、

スティーヴ・アルビニ

プロデュースの賜物でしょう。

ニルヴァーナが、

『In Utero』で指名したのもうなづけます。

1位 Doolittle (1989)

89年発表の第二作目です。

バンドの最高傑作であり、

アメリカのオルタナティヴロックの

歴史的名盤です。

ニルヴァーナの『Smells Like Teen Spirit』は、

このアルバムの『Debaser』から、

インスピレーションを得て作られたというのは、

有名な話です。

これがニルヴァーナ。

これがピクシーズ。

ベースラインが似ています。

前作よりも、バンドの演奏力が向上し、

音のバランスも粒が揃って、

とても聴きやすいです。

そのため、

前作よりも迫力には欠ける面がありますが、

本作は曲のクオリティが、

他のアルバムと比べてもずば抜けています。

そもそもピクシーズは駄作なしの、

名曲だらけのバンドですが、そのバンドでも、

ここまで良い曲ばかりのアルバムはありません。

彼らの味であるローファイな部分が、

曲のメロディを引き立てていて、

とてもバランスが良い作品です。

全15曲40分弱ですが、

1秒も退屈しない驚異的な作品です。

この作品が世間的にも受け入れられて、

批評家の絶賛も受けたのは、

時代に求められた才能だったということでしょう。

私はこの作品を聴いた時、

本当に音楽聴いていて良かったなと思いました

ちなみに、NUMBER GIRLは、

このアルバムの一曲をカバーしていましたが、

めちゃくちゃ格好良いです。

日本のバンドという感じがしませんね。

終わりに

正直なところ、一位と二位以外は、

全て同じくらいのクオリティです。

これはその二枚だけ凄いという意味ではなく、

全作品(再結成後含む)が素晴らしいのに、

その中でも、

信じられないくらい凄い作品が二枚ある、

といった感じです。

1991年発表の4作目『Trompe le Monde』

良い曲ばかりです。

これとか大好きですね。

再結成後の作品も良い出来で、

仮に解散直後に発表されていても、

違和感がないくらい、タイムレスな作りです。

ある種、

最初から完成されていたバンドかもしれません。

私は、どちらかというと

イギリスのバンドが好きなのですか、

この時代のオルタナティブロックは、

本当にアメリカのバンドが素晴らしく、

その代表格が、ピクシーズではないでしょうか。

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