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【80年代的なモノの権化】Cyndi Lauper『Twelve Deadly Cyns…and Then Some』 / ベストでもええやん④

シンディ・ローパー アルバム 写真 ブログ用 ベストでもええやん

トトオです。

『ベストでもええやん』、今回はシンディー・ローパーのベスト『Twelve Deadly Cyns…and Then Some』です。

前回の記事はこちら。

今回の記事のポイントはこちらです。

トトオ
この記事の
ポイント

80年代という特別な時代

結論

本作の結論です。

80年代洋楽の権化的ベスト

では、レビュー行きましょう。

80年代だけの「キラキラ感」

80年代の音楽が好きです。

私の青春と呼べる時代は90年代でしたので、世代ではありません。

そのため、80年代ど真ん中の楽曲は、基本的に後追いで聴いたクチです。

洗練されすぎた90年代と比べて、勢いがあってキラキラと眩しい80年代に、いまだに憧れます。

80年代、MTV全盛の楽曲コンピレーションが大好きでした。

そんな80年代の、ど真ん中に位置するアーティスト、それがシンディー・ローパーです。

今回はそのシンディーの、94年発表の初ベスト『Twelve Deadly Cyns…and Then Some』をレビューします。

Cyndi Lauper『Twelve Deadly Cyns…and Then Some』(1994)

まずファースト、後は軽く据えるだけ

「シンディー最高傑作はファースト」、これが一般的なリスナーの総意ではないでしょうか。

とにかく、圧倒的に凄い作品です。

あまりにもファーストが凄すぎるため、その後の作品がぼやけるのも仕方のないことです。 

しかし、その後も彼女は代表曲をいくつも発表しています。

本ベストの良いところは、

ファーストの楽曲を中心に据え、
他の作品からはつまみぐいしたような作り

と、なっているところです。

彼女のような、幅広く支持を受けるミュージシャンのベストとしては、この方法が正解でしょう。

この一枚だけ聴けば、彼女の魅力がまず間違いなく伝わる、まさに最大公約数なベストになっています。

日本盤「のみ」必聴のボートラ

このベストの日本盤には、限定ボーナストラックが収録されています。

これが最高にクールな一曲です。

元々は、『バイブス秘宝の謎』という、シンディーが主演した映画用に作られた楽曲です。

エイトビートでロック調の楽曲で、ギターソロも格好良く、何よりシンディーのパワフルなボーカルが素晴らしいです。

80年代的な格好良さが完璧に詰まった一曲で、ビデオも含め、高揚感がハンパないです。

なぜか日本盤にしか収録されていないのが、非常にもったいないです。

80年代の「空気」が伝わるPV

シンディーはMTV時代の申し子とも言える存在です。

このベストはビデオ版もあり、これもよく見ました。

力の入れ具合がどれも凄くて、見応えがあります。

これなんか本当に最高ですね。

80年代の空気を真空パックしたような、独特の演出です。

彼女はパブリックイメージの作り方が抜群に上手く、彼女以外にこの曲はハマらないでしょう。

他に外せないビデオは、これでしょうか。

世界中のリスナーがこの曲で救われたようです。

やはり、素晴らしい楽曲には、素晴らしいビデオが相応しいですね。

ちなみに、シンディファミリー(?)のThe Hootersもビデオが素晴らしいです。

曲と映像のシンクロ率が100%で、懐かしくも切ない、短編映画のようなビデオです。

最近(でもないか)の80年代リバイバルの最高峰は、やはりWalk The Moonでしょう。

アルバムも最高なんですよね。

この時代が好きな人は、いまだに世界中にいるようです。

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トトオ
トトオの
オススメ
ランキング

1位『Hole in My Heart (All the Way to China)』
2位『True Colors』
3位『Money Changes Everything』

終わりに

80年代では、ニック・カーショウなんかも良いです。

彼もコンピレーション常連組ですが、イギリス人らしいウェットなムードの楽曲が素敵です。

リアルタイムで体験していない私のような人間だからこそ、一層特別に感じてしまうのかもしれません。

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