【ARTIST INDEX】アーティスト名記事検索はコチラ
スポンサーリンク

【DAOKOに衝撃!】平沢進 神曲『Lotus』レビュー

平沢進 Sim City 写真 ブログ用 音楽

トトオです。

DAOKO、ご存知ですか?

米津玄師氏との楽曲や、

岡村靖幸氏との楽曲など、

錚々たるメンバーとのコラボで、

今大注目されている、

新進気鋭のアーティストです。

DAOKOと平沢進

そんなDAOKOが、

我らが師、

平沢進から影響を受けたという情報を、

キャッチしました。

平沢師匠は御歳65歳です。

DAOKOは、今22歳なので、

年の差40歳以上(!)です。

アラフォーの私にあてはめると、

加山雄三氏や、さぶちゃんから、

影響を受けるようなものです。

(これを加山雄三にカウントすると、

セコいでしょうか。

しかし、泣けます、この曲・・・。

ECDも別でいつか書きます)

今回は、DAOKOに紹介された、

平沢進の神曲Lotusをレビューします。

平沢進を知らない方に向けて、

以前、簡単に彼の経歴を書きました。

【米津玄師も絶賛!】平沢進 神曲『MOTHER』レビュー
トトオです。 米津玄師、良いですね。 ウチの子供が毎日歌ってます。 今、日本で一番幼児に人気のある曲でしょう、 『パプリカ』。 米津玄師と平沢進 そんな子供達にも大人気の米津氏が、 かつて、 平沢進の曲に影響を受けたそう...
この記事は、以下のような人にオススメです。
平沢師匠の影響力の凄さを知りたい
最近の若者の曲を知ったかぶりしたい
師匠の神曲で魂を浄化したい

神曲『Lotus』について

DAOKOは、

「ちょっと平沢進が好き」

などというレベルではなく、

どっぷりとハマった平沢信者のようです。

若いのに大変結構なことです。

そんな彼女が、

紹介していたのが、

平沢進のソロ曲Lotusです。

平沢好きなら、

この話を聞くと、

「なかなかわかっとるね、君」

と、したり顔をしてしまいそうです。

かく言う私は、

平沢ソロ曲で、

一番好きなのはこの曲です。

アルバム『Sim City』(1995年発表)

この曲は、

1995年に発表されたアルバム、

Sim Cityの中の一曲です。

シングルカットされたわけでもなく、

単なるアルバム中の一曲です。

これを好きって、

よほど聴いてないと、

選び得ないと思いますね。

今敏氏『千年女優』経由ってのも、

あり得ますが・・・)

過去二回の記事で、

「平沢進と米津玄師」、

「平沢進と星野源」に、

それぞれ関連した楽曲を紹介しました。

それらの楽曲の入っているアルバムと、

このSim Cityは、

別の作品です。

1990 サイエンスの幽霊(星野源)
1995 Sim City(DAOKO)
1998 救済の技法(米津玄師)

と、謎の年表を作ってみました。

こうなると、

1996年発表の、

SIRENに影響を受けたアーティストとか、

他の作品も探したくなりますね。

それはさておき、Sim City

平沢氏は、

このアルバム以降しばらくの間、

タイ国に影響を受けた作品を、

立て続けに発表します。

ある種、

「オリエンタル平沢第一弾」

ともいえる作品です。

神曲『Lotus』

アルバム中三曲目ですが、

一曲目がインストなので、

正味二曲目ですね。

前曲『Archetype Engine』が、

アルバムの冒頭にふさわしい曲で、

その流れでこの曲になりますが、

この二曲だけでもうノックアウトですね。

『Lotus』は、イントロから、

オリエンタルな旋律です。

構成としては、

いきなりサビに入る曲です。

というか、

ほぼサビだけで構成されているような、

ある種、とてもシンプルな楽曲です。

しかし、それゆえに、

何度聴いても飽きません。

細かい音のアレンジは、

さすが平沢師匠で、

天界の調べのような、

荘厳な響きです。

また、

この曲の素晴らしさは、

その歌詞にあります。

平沢氏の歌詞の中では、

常人でも理解しやすい、

割とストレートな歌詞です。

(それでも十分抽象的ですが)

「道に迷った時、

心の奥底にある、

揺るがない確固とした自分自身に、

気づきなさい」

私はこの曲から、

そういったメッセージを、

受け取りました。

世の中には、

ストレートな表現で、

「頑張れ」と応援してくれる曲が、

ゴマンとありますが、

個人的には、

この曲の方が、

数千倍は自分の支えになっています。

人生どん詰まりで、

行き詰まったと感じている人に、

是非一度聴いてもらいたいです。

使用楽器

すでに書きましたが、

平沢進の全キャリアで、

私が一番好きな曲はこれです。

ライブ映像はYouTubeで見つけられますが、

「チューブラHz(ヘルツ)という、

パイプオルガンのような外観の、

特殊な楽器を演奏しています。

これは平沢氏オリジナルの楽器です。

個人的には、

塩ビパイプをぶった切って作った、

竹藪みたいに見えますが、

平沢師匠が扱うと、

神具に見えますね。

アルバム収録曲について

『Sim City』は、

オリエンタル第一弾のアルバムですが、

その完成度は凄まじいです。

前作『AURORA』も、

素晴らしい作品ですが、

ここにきて、

平沢ワールドは、

完全に別次元に到達しています。

平沢版のPink Floyd/ピンク・フロイド

『The Dark Side of the Moon(狂気)』

というコンセプトがあったようですが、

まさにそのまま、

『月の影』や、

『Echoes』という曲もあります。

ちなみに、

ピンク・フロイド版の『Echoes』はこちら。

アルバムの他の特にオススメ曲は、

『Kingdom』

『Caravan』

あたりですが、

正直このアルバム自体が、

超オススメですね。

トトオ
トトオの
オススメ曲

『Kingdom』『Caravan』

終わりに

この「平沢影響」パターンは、

既に過去二回やっていて、

これで三回目になりました。

過去二回のアクセス数が、

やたら良いので、

今回も懲りずに書きました。

今日本で一番人気のあるアーティストに、

軒並み支持されている平沢師匠。

その割には、

未だカルトな存在感は保たれています。

この辺りは、

世間に媚びることなく、

自分の道を貫き通した、

平沢師匠のアーティスト魂を、

感じざるを得ません。

次は、『SIREN』でお会いしましょう。

【おかあさんもいっしょに聴いた!】平沢進 神曲『地球ネコ』レビュー
トトオです。 『おかあさんといっしょ』って、 未だにやってるんですね。 私の時代は、 「じゃじゃまる・ぴっころ・ぽろり」でした。 今は、より小さい子向けに、 『いないいないばぁっ!』もあります。 ワンワンの中の人が、 『たん...

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました