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【Spotifyがくれたものと奪ったもの】トトオのアルバム・オブ・ザ・イヤー 2023

トトオのアルバム・オブ・ザ・イヤー2023 音楽

トトオです。

今年も今日で終わり、ということで、毎年恒例の「アルバム・オブ・ザ・イヤー」になります。

昨年の記事はこちらです。

と、例年の如く始めましたが、今年はちょっと趣向を変えます。

この記事のポイントはコチラです。

トトオ
この記事の
ポイント

今年はガラッと変えてみます

今年のマイ・Spotify TOP5

まずは、今年の「マイ・Spotify TOP5」を紹介します。

Spotifyは年末になると、自分が一番聴いた楽曲のリストを作ってくれるんです。

その年に、自分がどんなアーティスト、どんな曲をよく聴いたのか、一撃でわかります。

まず、アーティスト部門です。

アーティスト TOP 5

1位:Orbital
2位:TM NETWORK
3位:The Smashing Pumpkins
4位:METALLICA
5位:PIXIES

となりました。

いや、これ正直かなり意外な結果でして。

1位は、まあわかるんです。新作出ましたし、そうでなくても本当によく聴くので。

2位もまあ順当かと。こちらも新作出ましたし、今年はライブに行くこともあって、結構聴き込みましたから。

4位も新作が出た影響もあるし、普段からよく聴きます。

しかし、3位と5位がわからないんです。特に3位。

いや、確かに好きですし、このところの新作もSpotifyで聴いてます。しかし、3位?5位も全く同じ感じです。

これが入ってくるなら、よっぽどドリーム・シアターとか、アナイアレイターとか、メタル系バンドの方が聴いているような気がするのですが・・・。

たぶん、世界で一番この曲を聴いているのは私です。
(ビデオはPSMSですが)

楽曲 TOP 5

続いて、楽曲部門です。

1位:The New Abnormal
2位:Day One (feat. Dina Ipavic)
3位:Are You Alive? (feat. Penelope Isles)
4位:Home (feat. Anna B Savage)
5位:Never

こちらの結果はかなり偏っています。1から4まで、全てオービタルの新作の楽曲です。

確か、私は全世界のSpotifyユーザーの中で、上位数パーセントのオービタルヘヴィリスナーだったはずです。

こんな結果になるのも当然かもしれません。特に一位は今年一番気に入った曲です。

5位だけはヨリス・ヴォーンの楽曲ですが、オービタルもリミックスした楽曲で、結局オービタル関連です。

いやー、素晴らしいです。

この結果からわかることは、私は今年いわゆるハウス/テクノ系ばかり聴いていた、ということです。

今年のニューアルバム(オブ・ザ・イヤー)

今年は例年と比較して、好きなアーティストの新作が多く発表されました。

私が購入した新作をざっと紹介します。

In Flames 『Foregone』 
Orbital 『Optical Delusion』
Metallica 『72 Seasons』
TM NETWORK 『DEVOTION』

多いと言いながら、いざ確認したらわずか四枚でした。

そして、正直に書くと、イン・フレイムスとメタリカはそれほど聴き込めていません。

オービタルはかなり、TMもそこそこ聴きました。

なぜ、イン・フレイムスやメタリカをそれほど聴き込めなかったのか、そのあたりの理由はまた別記事にします。

しかし、聴き込んでいないため、ランキング化するのが難しい状況です。

一位だけ選ぶとすると、当然オービタルの新作になります。

今年の音楽ニュース

例年は「アルバム・オブ・ザ・イヤー」と合わせて、トトオの音楽ニュースを書いていたのですか、今年はやめます。訃報ばかりだったので。

皆さんがショックを受けたであろうニュースは、私も同じように喰らいました。

私が感じたのは、私も歳を取ったのだな、ということです。

Spotifyの功罪

Spotifyがくれたもの

私はここ数年Spotifyを利用していますが、音楽の楽しみ方が完全に変わりました。

最大の変化は、CDを買わなくなったことです。

今年は私が音楽を聴き始めてからの二十数年で、買ったCDの枚数が最少の一年でした。

大体、一年間で新品中古合わせて数十枚は購入し、レンタル専門店で百枚以上レンタルしていたはずです。

しかし、今年は下手したら十枚も購入していません。

お気に入りのレンタル専門店が閉店となったこともあり、レンタルに至ってはゼロです。

Spotifyは普通(?)のプランなので、月千円しかかかりません。音楽に対するコストは、数十分の一くらいになってしまいました。

Spotifyは便利です。コスパ最高です。しかし、私が若い時にこれがなくて良かったな、と思います。

Spotifyが奪ったもの

輸入盤の『メタル・マスター』

私は大体二千枚くらいCDを所有しています。ここ十数年はAmazonなどの通販で買うことが多くなりました。

しかし、その前、20代前半くらいまでは、お店に行って買っていました

私はその一枚一枚、だいたいいつ頃にどの店で購入したか、かなり記憶しています。一つ例を挙げます。

高校二年生くらいの時です。メタルにハマり始めた私は、カタログ的な雑誌を読み漁りました。

メタリカの『Master Of Puppets』というアルバムが欲しくなり、大阪の日本橋の電気街に行きました。

天気の良い日曜の午後で、たくさんの人がいて賑やかなでんでんタウン。

当時は多かった中古のレコード店を歩き回って、輸入盤の『Master Of Puppets』を中古で買いました。

輸入盤なので、和訳がなく、ペラペラの歌詞カードの内側はモノクロで、英詞が飾り気なく並びます。

家に帰ってすぐ、ちゃちいCDラジカセに突っ込んで、初めて聴いた時のその衝撃は、いまだに鮮明です。

今や貴重な「手間暇」の価値

わざわざCDを買いに出かけた時代は、単なる音声データではなく、購入に至る体験まで含めて買ったようなものでした。

もし、当時Spotifyがあれば、家にいながら、数秒でメタリカの『Master Of Puppets』にたどり着きます。時間もコストもほぼタダです。

しかし、とても大事なものを、Spotifyは奪ったように感じます。

私はもうおっさんなので良いですが、良くも悪くもSpotifyやサブスクが存在する世の中では、音楽を「買って」聴く楽しみは、極小になってしまうでしょう。

その代わりにライブなんかにシフトしているのかもしれませんが、音楽のコアなファンは確実に減るだろうな、と想像します。

終わりに

前回の更新から、しばらく時間が開きました。

少し書きましたが、イン・フレイムスやメタリカの新作を聴けなかったのは、このブログ運営がそもそも深く影響しています。

またその辺りも書きたいところですが、複数の事情で、当面は不定期更新になりそうです。

定期的に読んでいただいている方には、申し訳ない気持ちです。

今後は、音楽そのもののレビューだけではなく、音楽ブロガーを続けることについても、書いていこうと思います。

それでは、皆さん、良いお年を。

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