トトオです。
早いもので、2022年も残すところあとわずかです。
毎年恒例の「トトオのアルバム・オブ・ザ・イヤー」を発表します!
昨年の記事はこちらです。
この記事のポイントはコチラです。
2022年は豊作!
トトオの三大ニュース 2022
アルバム・オブ・ザ・イヤーの前に、今年の三大ニュースを発表します。
3位 / アンディー・フレッチャー死去
3位はデペッシュ・モードのアンディー・フレッチャー死去です。
私はメタルと同じくらいエレポップやニュー・ウェイヴも好きなのですが、その代表格であるデペッシュ・モードのキーマンの一人が亡くなりました。
デペッシュ・モードは、「ビッグ・イン・ジャパン」の逆、「スモール・イン・ジャパン」とでも言えそうなバンドで、日本と海外での人気にギャップがありすぎます。
英語の歌詞が直接入ってこない日本人には、伝わりにくい世界観だからかもしれません。
それにしても、若すぎますね。
2位 / ミートローフ死去
2位はミートローフの死去です。
訃報が続いて残念ですが、やはりそれだけ自分も歳をとったということでしょう。
ミートローフは、ここ数年は病気というニュースもありましたし、元々そんなに健康そうにも見えなかったので(失礼)、「ああそうか・・・」という感じでした。
彼も日本での知名度はそれほどでもないですが、『Bat Out of Hell II』は、メタラーなら必聴の名盤なので、今からでもどうぞ。
1位 / スクエアプッシャー来日
1位はスクエアプッシャーの来日です。
いやー、行く予定はなく、直前にたまたまチケットが取れたんですよね。ラッキーでした。
コロナ後初めてのライブでしたが、最高でした。
まさかのアンコールは、コレやってくれました。
前座がハドソン・モホークで、これまた最高でした。めちゃくちゃコスパ良かったです。
ライブでしか得られない情報というか、経験というか、そういうものを久しぶりに感じました。
その帰りにこれまた久しぶりに天一に寄った時に、なんかやっぱり良いなあライブ、としみじみ思いました。
では、続いてアルバム・オブ・ザ・イヤーです。
トトオのアルバム・オブ・ザ・イヤー 2022
3位 / Skid Row『The Gang’s All Here』
3位は、今年良い意味で期待を裏切ってくれたスキッド・ロウです。
セバスチャン・バックがバンドを去ってから、はや二十数年。
本作は16年ぶりのフルアルバムです。
ファーストに近い王道ハードロックといえる作風で、真正面から曲の良さで勝負しています。
無骨なロックンロールが格好良く、新シンガーのエリック・グロンウォールも素晴らしいパフォーマンスを披露しています。
彼ららしい、ウェットなフレーズもきっちり盛り込まれていて、過去ファン全員納得できる完成度でしょう。
来年はバックチェリーと北米を回るようですが、間違いなく良いライブになりますね。
2位 / Hudson Mohawke『Cry Sugar』
2位はハドソン・モホークの『Cry Sugar』です。
ハドソン・モホークのことはこれまで全く知らず、スクエアプッシャーのライブの前座をきっかけに、本作を手にしました。
彼はワープ・レコーズ所属のアーティストですが、オルタナティヴな精神バリバリの尖ったエレクトロニカです。
しかしながら、カニエ・ウエストなどの大御所のプロデューサーでもあり、繰り出される音は圧倒的に洗練されています。
ビデオは、ものごっつWarpっぽいです。
私のテクノゴッドはUKのオービタルですが、彼らの音楽にも通じるような、圧倒的な音世界に感動しました。
1位 / Megadeth『The Sick, The Dying…And The Dead!』
1位はメガデスの『The Sick, The Dying…And The Dead!』です。
細かいレビューは個別で記載したので、そちらをご覧ください。
メガデスに関しては、まさに全作品レビューの真っ最中でして、今は2004年の『The System Has Failed』を終えたばかりです。
そこで改めて思うのは、いわゆる黄金期以降、バンドにとって最良の出来事は、キコ・ルーレイロの加入だった、ということです。
マーティ以降、メガデス作品に参加した、上手いギタリストは数知れず、
しかし、「このギターソロを聴きたい」と思わせるリードギタリストに、決定的に欠けていたように感じます。
その点キコは、ムステイン流スラッシュメタルに寄り添う形で、最高にクールなプレイを披露しています。
今年一番聴いたのは、本作のタイトルトラックでした。
ビデオも凝っているのですが、できれば音にだけ集中して聴いてほしいです。
終わりに
今年は他に、スリップノットやオジーなど、いくつも新作が発表されました。
去年も書きましたが、年の後半に集中して新作が発表される傾向があって大変です。
ちなみにSpotifyで一番聴いたアーティストは、イン・フレイムスでした。
全部iTunesに突っ込んでいるのに、便利さ優先でSpotifyで聴いてしまいます。
それはさておき、来年早々に発表される彼らの新作がかなりヤバそうで・・・。
来年も音楽を楽しめる一年であることを祈りつつ、それではみなさん、良いお年を。
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