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【凄腕ミュージシャンの隠れたHR名盤】TOTO『Hydra』/ トトオのオールタイムベスト④

TOTO ハイドラ 写真 1 ブログ用 オールタイムベスト

トトオです。

4回目のオールタイムベストは、

TOTO/トト『Hydra/ハイドラ』を紹介します。

前回記事はコチラです。

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TOTOとAORについて

TOTOはいわゆる、

AORというジャンルのバンドになります。

「アダルト・オリエンテッド・ロック」ですね。

これは日本だけで使われるジャンルだそうです。

そのままの意味だと「大人向けのロック」です。

非常に抽象的ですが、実際に聴いてみると、

確かにそんな気がする、不思議なジャンルです。

TOTOは、まさにAORなバンドですが、

今回選んだ『Hydra』は、

完全にハードロックアルバムです。

『Hydra』について

1979年に発表された、

彼らのセカンドアルバムです。

スーパーミュージシャンのハードロック名盤
ライブ盤のような生々しい演奏
アルバム全体を覆う独特の湿っぽさ

スーパーミュージシャンのハードロック名盤

TOTOは、

1978年に『宇宙の騎士』でデビューします。

凄腕スタジオミュージシャンのバンドなので、

デビュー作から、いきなり高い完成度の作品で、

商業的に成功します。

しかし、二作目である『Hydra』は、

一作目と比較して、散々な売上でした。

一作目のようなコマーシャルさが薄く、

全体的にかなりヘヴィになったため、

元々TOTOを買った層にはウケなかったようです。

結局TOTOは、次の『Turn Back』でも売れずに、

さらにその次の『TOTO Ⅳ』で、

ようやく商業的に再び成功します。

この『Hydra』は、彼らのキャリア上、

黒歴史的な扱いをされていますが、

TOTOの最高傑作だと私は思います。

少なくとも、ハードロック好きは必聴です。

この『Hydra』は、スピーカーの前に座って、

大音量で聴くのが適しています。

いきなりタイトル曲から7分半です。

しかし、これが凄い。

ギターリフと構成は、プログレとすら言えそうです。

他には、『All Us Boys』『White Sister』など、

ハードロック・メタル然とした曲が満載です。

確かに売れ線ではありませんが、

ほかのAORバンドで、ここまでハードロック色が

強い作品は、かなり珍しいでしょう。

当時の他のハードロックバンドと比べても、

よほどハードで、ヘヴィな音です。

ライブ盤のような生々しい演奏

デビュー作『宇宙の騎士』は、

かなり作り込まれた印象ですが、

この『Hydra』はあえてラフな音作りです。
(ほぼ、一発録りという噂あり)

元々が信じられないくらい上手い連中ですが、

シンプルなミックスだと、更に技術が際立ちます。

ある種ツェッペリンに似た雰囲気がありますが、

ドラマーのジェフ・ポーカロが、

ジョン・ボーナムの影響を

受けていることもあるでしょう。

このアルバムで、

唯一売れ線のバラード『99』さえも、

演奏はシンプルで、あえて加工が少なめです。

次作以降のTOTO作品に、

ここまで荒削りな作品はなく、

ある種若々しい彼らの演奏が、

真空パックされた貴重な一枚です。

アルバム全体を覆う独特の湿っぽさ

ジャケットを見てください。

この作品は、このジャケットまんまの音がします。

TOTO ハイドラ 写真 2 ブログ用

タイトル曲『Hydra』のビデオの内容どおり、

何か下水道の薄汚れた、湿っぽい感じです。

アルバム全体にそんな薄暗い雰囲気があります。

シングルの『St George and the Dragon』も、

なにやら薄暗いところで演奏しています。
(これも地下かな)

初期のTOTOは、

アルバムごとに雰囲気がかなり違いますが、

この暗い雰囲気はこの作品だけで、

TOTOとしてもかなり異質です。

私はこの作品を聴くたびに、作品が発表された、

1979年という時代の空気に引き込まれます。

メタラーには、アイアン・メイデン

『フィア・オブ・ザダーク』といえば、

一番ピンとくるかもしれません。
(メイデンファンにしかわからない?)

TOTOはアメリカのバンドですが、

『Hydra』はこの時代の匂いが濃い、

独特の作品です。

その後の彼らの最大のヒット作、

『Africa』辺りには感じられない雰囲気ですね。

(方向性は違えど、
 『TOTO Ⅳ』にしかないものもあります)

オススメ名曲ランキング

トトオ
トトオの
オススメ名曲
ランキング

1位『Hydra』
2位『All Us Boys』
3位『99』

終わりに

他の作品だと、

『Turn Back』はハードロックっぽく、

スティーヴ・ルカサーのプレイも

かなりヘヴィなのですが、

音自体は『Hydra』よりも作り込まれていて、

やはりAOR然としています。

その後の作品は、

さらに手が込んだものがほとんどで、

TOTOのキャリアでいうと、

この『Hydra』だけ

やや浮いているような気がします。

ライブでもあまり多くやってくれないのは、

そういった理由かもしれません。

しかし、一部のTOTOファンも、

この作品をベストに挙げる方もちらほらいて、

おそらく私と同じ意見だと思います。

有名バンドですが、この作品に

スポットが当たることはあまりないので、

少しでも聴かれるきっかけになればと思います。

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