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【2023年最新作】TM NETWORK 『DEVOTION』最速レビュー!【まさにGift for Fanks】

TM NETWORK DEVOTION アルバム写真 ブログ用 1 音楽

トトオです。

今回は、先日発売されたばかりの、TM NETWORKの新作『DEVOTION』をレビューします。

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今回の記事のポイントはこちらです。

トトオ
この記事の
ポイント

これがほんとの『Gift for Fanks』

結論

まず先に、本作を聴いた私の結論を述べます。

『End Theme Of How Do You Crash It?』のためだけでも買う価値あり!

ではレビュー行きましょう。

TM NETWORK 『DEVOTION』(2023)

えっ「新作出てるやん?」の件

つい先日、Spotifyで最新のアニメ楽曲のプレイリストを聴いてたんですよね。

まあ、YOASOBIとか、MAN WITH A MISSIONとか流れてくるわけです。

その中に、違和感バリバリ(?)な小室節が流れてきたんです。

ビックリして、確認したら、TMの新曲なんですよ、これが。

「そういえば、シティハンターの新しい映画やるとか、言ってたな確か」と思って、SpotifyでTMのページに飛んだんです。

「いや、新作出てるやん!」

ということで、不覚にも発売後に新作が出たことを知りました。

FANKSの一人として、ほんと恥ずかしいです。
(けど、なんか露出ちょっと少なくないですか?)

ということで、Spotifyでもそのまま問題なく聴けるのですが、すぐに音源ポチりました。

発売後間なしのためか、初回限定版がまだ買えました。

初回生産限定盤特典

初回生産限定盤の特典は、

CD+ハンドストラップ
三方背BOX
ツアーチケット先行エントリーシート

となっています。

Amazonは相変わらずメガジャケを付けてくれるのですが、これの使い道が私にはわかりません。
(場所取るし、なんか捨てづらいし・・・)

ハンドストラップ

初回特典の一つがハンドストラップです。

TM NETWORK DEVOTION アルバム写真 ブログ用 2

スマホケースとスマホの間に挟み込んで使うようです。

TM NETWORK DEVOTION アルバム写真 ブログ用 3

実用的で結構いい感じではないでしょうか?
(私はストラップ付けない派ですが)

ツアーチケット先行エントリーシート

もう一つの特典は、秋のツアーの先行エントリーシートです。

正直、このために音源買ったとこありますね。

実は前回のツアー、チケット取れなかったんです。

たぶん、『ライブ・ヒストリア』に付いていた先行エントリーをしなかったからでしょう。

今回、先行エントリーしますが、これでチケット取れなかったらどうしましょうか。

小室哲哉インタビュー

本作の歌詞カードには、小室哲哉のインタビューが載っていて、これがなかなか面白いです。

今後の展開も色々すでに決まっているようで、期待できそうです。
(インタビュアーの藤井徹貫氏は、このインタビュー後に亡くなられたようです)

楽曲レビュー

これぞまさしく『Gift for Fanks』

前作『QUIT30』が2014年10月発表でしたので、なんと約9年ぶり(正確には8年8ヶ月)です。

デビュー四十年のTMがオリジナルアルバムを出してくれる、それだけでもう最高じゃないですか?

ファンにとっては、これぞまさに『Gift for Fanks』といったところでしょう。

実質半分『DRESS3』

と、ただただ嬉しいといったところで、それ以上何か述べるのも野暮なんですが、フルプライスで音源買ったものとして、一応ちゃんとレビューします。

全11曲収録ですが、本作初収録の完全オリジナル楽曲はわずか二曲です。

まず目立つのが、既存曲のリミックスです。

2~5が全て解散前(TMN)の楽曲のリミックスになります。

選曲は、2014年の『DRESS2』とは全て被らないようになっています(さすがに)。

RESISTANCE(TK Remix)
WE LOVE THE EARTH(TK Remix)
KISS YOU(TK Remix)
TIME TO COUNT DOWN(TK Remix)

『DRESS2』は、「定番」と「通好み曲」で構成されていましたが、今回は「準定番曲」で構成した、と言う感じです。

名曲ばかりですが、意外性にはやや欠けます。

せっかくだから、「こう来たか」的なものを選んでも良かったんじゃないでしょうか。

『I WANT TV』とか、『一途な恋』とか・・・。
(攻めすぎでしょうか)

まあ、実際のところ、『WE LOVE THE EARTH』はTM全楽曲でもトップ3に入るくらい好きなので、嬉しいです。

あと、改めて『RESISTANCE』は良い曲だと感じました。

アレンジは、配信ライブバージョンのようですが、あまり細かい記憶がなく、どれも新鮮でした。

それにしても、ウツは歌えてますねー。驚異的なレベルだと思います。アラウンド70(!?)ですよ。

配信ライブ『How Do You Crash It? one』楽曲

How Crash?
End Theme Of How Do You Crash It?(Studio Mix)
intelligence Days(Studio Mix)

この三曲は、配信ライブでお披露目されていた楽曲です。早く音源で聴きたかったやつですね。

中でも、『End Theme – 』が最高に格好いいです。
(インストですが)

これ、小室ソロ名義でのインストではなく、やはりTM名義でのインストというところが肝だと思います。

シアトリカルなライブがベースにあるからこそ、こういうエキセントリックでストーリー性のある楽曲が生まれるのでしょう。

正直、2000年以降TMでも、一番好きな楽曲かもしれません。
(インストですが)

完全オリジナル二曲

本作用の完全オリジナル楽曲は、

DEVOTION
君の空を見ている

この二曲です。

『DEVOTION』は、小室インタビューにもありましたが、まさに『QUIT30』の流れにある楽曲です。

目新しさはあまりないのですが、サビが妙にクセになる一曲です。

木根バラ『君の空を見ている』は、これはもう「ザ・期待を裏切らない男」、木根尚登の本領発揮ですね。

実家に帰ったかのような、久しぶりのおかんの手料理のような、強烈なノスタルジーを感じさせます。

これがまた、今のウツの声にバチっとハマってるんですよねー。

NFT(非代替性トークン)楽曲

本作における異色の楽曲が、

Please Heal The World [Studio Mix]

でしょう。

Wikiに、この楽曲のNFTでのリリース経緯がまとめられていますが、何回読んでも意味がわかりませんでした
(すいません)

デビュー40年でも新しい試みに挑戦する姿勢には、本当に驚かされます。

キャッチーなメロディが耳に残る楽曲で、お気に入りです。

究極の隠し球『TIMEMACHINE』

そして本作の隠し球が、最後に収録された楽曲、

TIMEMACHINE

です。

ファンなら知らぬ人はいない、ファン以外に知る人はいない、名曲中の名曲です。

私は中学生の時にTMのファンになりました。その時によく聴いたのが、『LAST GROOVE』というライブアルバム二枚とそのビデオでした。

そのライブアルバムの最後の楽曲が『TIMEMACHINE』でした。

しみじみいい曲だなあーと思いましたが、その後TMのオリジナルアルバムのどれを聴いても、この楽曲が収録されておらず、レア曲であることを中坊なりに理解しました。

当時のライブでは3人だけのシンプルなアレンジが売りでしたが、本作でも3人の演奏にこだわって収録されています。

おまけ:Blu-spec CD2の威力?

ちなみに、小室インタビューには、映像と一緒ではなく、音だけで聴いてもらうことで、新しい発見があるとのことでした。

私は普段はSpotify+AirPods Proで聴くことが多いのですが、CDでもちゃんと聴いてみました。

正直、びっくりするほど良い音でした。一曲目の最初の音から全然違っていて衝撃です。

Blu-spec CD2の威力もあるのでしょうか。

ちゃんとアンプにつないでスピーカーで聴くと、本当に新しい発見ができるので、是非試してください。

まとめ

上記のとおり、オリジナル楽曲は少なく、フルアルバムと謳うにはかなり厳しい内容です。

しかしながら、ここに来て『TIMEMACHINE』という隠し球を投入し、さらに、必聴の名インスト『End Theme Of How Do You Crash It?』収録ということもあり、ファンなら十分元が取れる内容です。

トトオのオススメ名曲ランキング

トトオ
トトオの
オススメ
ランキング

1位『End Theme Of How Do You Crash It? [Studio Mix]』
2位『TIMEMACHINE』
3位『Please Heal The World [Studio Mix]』

終わりに

それにしても、改めて彼らは本当に不思議なグループですね。

小室哲哉という天才は、このグループの枠に収まりきらなかった時代もありましたが、この場所があったからこそ、今もミュージシャン足り得るのではないでしょうか。

さて、チケットは取れるのでしょうか。

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