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【名曲ランキング!IRON MAIDEN/全アルバムレビュー】アイアン・メイデン『Killers(キラーズ)』

IRON MAIDEN KILLERS 写真 ブログ用 音楽
こんにちは、トトオです。
今回は、前回のファーストアルバムに続き、
メイデン全アルバムレビューの第二弾です。
前回の記事はこちらです。
この記事は、
以下のような方にオススメです。
ポール時代のメイデンをよく知らない
最近のメイデンは退屈に感じる

概要『Killers(キラーズ)』(1981年発表)

81年に発表された、
セカンドアルバムです。
ギターが、デニス・ストラットンから、
Adrian Smith/エイドリアン・スミスに、
変更しています。
ここから、
デイブとエイドリアンという、
二人のギターの組み合わせで、
80年代後半まで、
黄金期は続くことになります。
個人的に、
メイデンで一番好きなメンバーは、
このエイドリアンだったりします。
彼は、他のメンバーとはやや雰囲気が違っていて、
ファミリー感の強いメイデン内では、
少し浮いた存在だったようです。
しかし、
メイデンがここまで大きいバンドになれたのは、
エイドリアンの楽曲での貢献が、
大きかったと思います。
ジャケットはまさにキラーズで、
エディーが殺人鬼になっています
このジャケットだけ見たら、
一般の人は買わないでしょうね。

全曲レビュー

#1 3月15日/The Ides Of March(Harris)[1:46]
次の二曲目に繋がるインスト曲です。
行進曲のような雰囲気ですね。
明らかに前作よりも全体的に、
音が分厚くなっています。
ギターの音質もかなり改善しました。
二枚目になって、
アレンジに幅が出てきました。
#2 ラスチャイルド/Wrathchild(Harris)[2:54]
一曲目のイントロから続いているので、
実質これが一曲目のような感じです。
ギターよりもベースが目立つ曲です。
ベースとドラムの、
コンビネーションがいいです。
メイデンの初期の代表曲でしょう。
個人的には、
それほど好きな曲ではないですね。
展開があまり多くないので、
退屈に感じるのかもしれません。
余談ですが、
なぜかこの二曲を繋げて聴くと、
TM NETWORK『GORILLA』の、
冒頭二曲
『Give You A Beat』〜『Nervous』
の流れを思い出します。
改めて聴くと全然似てませんが、
なぜか脳内で同じ分類になるようです。
#3 モルグ街の殺人/Murders In The Rue Morgue(Harris)[4:18]
セカンドで一番好きなのはこの曲です。
イントロのアルペジオが終わってから、
畳み掛けるように、
演奏のピッチを上げます。
この曲は歌メロが良くて、
ファーストから進化した感じがありますね。
以前、メイデンの曲を、
メロディック・デスメタルバンドがカバーした、
トリビュートアルバムがありましたが、
この曲は、
スウェーデンのイン・フレイムスが、
カバーしていました。
そのカバーアルバムでは、
一番格好良かったですね。
他のバンドがメイデンの曲をカバーするなら、
ポール時代の曲がハマりやすいですね。
#4 アナザー・ライフ/Another Life(Harris) [3:22]
個人的に、
この辺の曲があまり印象に残りません。
一曲注意して聴くと、
演奏もタイトで展開も格好良いのですが、
正直、
リフも歌メロも、パンチに欠けます。
このアルバムは、
こういった曲が複数ありますね。
#5 ジンギス・カン/Genghis Khan (Harris) [3:06]
インスト曲です。
前作では、
『Transylvania』という、
インスト曲がありましたが、
こちらは前作より音質が良いので、
さらに迫力があります。
しかし、
なぜこのタイトルなんでしょう・・・。
#6 無実の逃亡者/Innocent Exile(Harris) [3:53]
四曲目同様、
この曲も印象が薄いです。
前作から、
バリエーションを持たせようと工夫していますが、
制作時間が不足していたのか、
リフも歌メロもそこまで残りません。
捨て曲というほど悪くないのですが、
他のメイデンの名曲と比べると今ひとつ
という感じです。
この辺りは、
ポールのボーカルスタイルも、
原因の一つかもしれません。
表現力というところで、
後任の
Bruce Dickinson/ブルース・ディッキンソンには、
やはり敵わないということでしょうか。
#7 キラーズ/Killers(Di’Anno,Harris) [5:01]
ポールとスティーヴによる、
アルバムタイトル曲です。
流石にこの曲は気合入ってます。
ポールのボーカルスタイルの完成形が、
この曲ではないでしょうか。
リフや展開は、
他の曲との差別化を図ろうと、
かなり練られているように感じます。
二人のギターのバランスも絶妙で、
エイドリアンは、
すでに個性を発揮していますね。
#8 トワイライト・ゾーン/Twilight  Zone(Harris, Murray) [2:34]
この曲も、ややイントロが他の地味目な曲に似ていますが、
歌メロがかなりいいですね。
ギターリフが、格好良ければ、
更に良くなったように思います。
私が持っているのはアメリカ盤で、
この曲はここに入っていますが、
オリジナルのイギリス盤ではラストだったようですね。
#9 悪魔の魔法/Prodigal Son(Harris) [6:11]
この曲は一聴すると、
メイデンの曲には全く聴こえません。
クリーントーンのギターですが、
正直、リズム隊のアレンジを変えると、
フォークと言えるレベルではないでしょうか。
まだ彼らとしても、
スタイルを模索していた時期ということでしょう。
ボーカルも少しエフェクトがかかってます。
やはりこういう曲は、一昔前、
70年代風に聴こえてしまいます。
悪くないですが、
メイデンがやらなくても、
と思います。
#10 パーガトリー/Purgatory(Harris) [3:20]
この曲は、
アルバムのハイライト的な曲ですね。
リフも歌も展開も格好良いです。
曲時間も必要十分で、
変にのばしたりせず、
潔いです。
最後の方のサビのポールのシャウトには、
やや笑ってしまいますが、
こういう曲がもっとあると、
このアルバムの印象は、
かなり変わったように思います。
#11 ドリフター/Drifter(Harris) [4:48]
ファーストのボーナスディスクに、
この曲のライブ盤が入っていました。
前の曲同様に、
シンプルでかなり格好いい曲です。
やや粗削りな感じがしますが、
そこもまた良しです。
アメリカ盤はこの曲がラストです。
イギリス盤とアメリカ盤の違いは、
『トワイライト・ゾーン』の、
位置が違うだけですね。
正直、イギリス盤の方が良いように感じます。
まあ、そこまで大きな違いではないですが、
そもそも、
なぜこんな微妙な違いがあるのでしょうか・・・。
トトオ
トトオ

オーストラリア盤だけのオマケ

これで、
全曲のレビューが終わりました。
ちなみに、オーストラリア盤だけは、
『Women in Uniform』という曲が、
入っていました。
なぜか、
この曲はPVになっています。
カバー曲なのに・・・。
キャッチーな曲で、
当時のメイデンの雰囲気には、
ばっちりハマっていますけどね。

採点/ オススメ名曲ランキング

『Killers(キラーズ)』 /85点
トトオのオススメ名曲ランキング
トトオの
オススメ名曲
ランキング

1位『Murders In The Rue Morgue』

2位『Killers』

3位『Purgatory』

総括

前作から音質も向上し、
演奏もドラムを中心に、
更に上手くなっています。
全体的に速い曲が多いです。
ポールのボーカルスタイルも安定しており、
確実にバンドとして、
成長しているように思います。
3,7,10あたりは、
ポールのボーカル曲の、
最高傑作ではないでしょうか。
但し、制作期間が短かったせいか、
曲数の割には、
バリエーションが少ないため、
全体的に、
単調に感じるのが残念なところです。
個人的には、
捨て曲とまでは言えないまでも、
飛ばす曲が複数あります。
4や6あたりがなければ、
かなり印象が変わったように思います。
このバリエーションの少なさは、
ポールのボーカルスタイルにも、
起因していると考えられます。

終わりに

このアルバムの後、
素行不良が原因で(?)、
ポールはこのアルバムで脱退してしまい、
後任に、
ブルース・ディッキンソンが加入します。
メイデンの黄金期は、
次のアルバムから始まりますが、
初期のメイデンならではの良さも、
今回確かに感じられました。
ブルース時代以降は、
ダサすぎて聴けない人も、
初期メイデンなら、
聴ける人もいると思います(パンク畑?)。

【おまけコラム/メイデンと私②】高2の夏

当時、高校生だった私は、
ベスト盤の『ベスト・オブ・ザ・ビースト』
(国内盤・二枚組)を購入しました。
実は、その前にも、
ツタヤで何枚かアルバムをレンタルして、
テープに録音して聴いてはいました。
(確か『フィア・オブ・ザ・ダーク』あたり)
そのときの感想は、
「一曲目は速いけど、
他の曲はいまいちパッとしないな」でした。
そのときハマっていたのは、
メタリカやメガデスの、
スラッシュメタル時代のアルバムだったので、
そのあたりと比べると、
古臭いバンドという印象を、
受けたのかもしれません。

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