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【Spotify/Apple Music】サブスクで聴ける!P-MODEL オススメ作品ベスト3

P-MODEL サブスク アルバム 写真 ブログ用 音楽

トトオです。

フジロック、今年も平沢師匠は大活躍でした。個人的には、『TIMELINEの終わり』に痺れました。

そんな師匠の作品ですが、今流行りのサブスクでも、実は結構聴くことができます。

ということで今回の記事は、

「サブスクで聴ける!P-MODEL オススメ作品ベスト3」です。

ちなみに、以前書いたP-MODELの記事はコチラ。

【平沢進フジロック'19出演記念】P-MODELアルバム 初心者向けベスト3
今回は、平沢進のバンド・P-MODELの作品に関して記載します。 P-MODELは活動時期が断続的で長いため、発表時期によって内容がかなり違います。 今回の記事は、以下のような人にオススメです。 フジロックで話題の平沢進っ...

今回の記事は、こんな方にオススメです。

サブスクで聴けるP-MODEL作品を知りたい
手っ取り早くP-MODELの名盤を聴きたい

サブスクで聴けるP-MODEL作品まとめ

P-MODEL関連の作品を振り返る

現時点で発表されている、P-MODEL関連の全作品数は下記の通りです。

P-MODEL名義 :12作品
核P-MODLE名義:3作品

平沢進ソロ名義を除いて、P-MODEL及び核P-MODELとしての作品だけでも、合計15作品と非常に多いです。

作品によっては手に入れにくいものも多く、網羅的に楽しむことは難しい状況です。

しかし、サブスクでも一部の作品は解禁されており、ファン以外にも気軽に聴くチャンスが増えました。

サブスクで聴けるP-MODEL作品リスト

今回は、サブスクの中でも、SpotifyApple Musicで聴けるP-MODELに絞って紹介します。

SpotifyとApple Musicで聴けるP-MODEL作品は以下の通りです。(2021年9月時点)

4th  Perspective (1982) 
5th  ANOTHER GAME (1984)
6th  KARKADOR (1985)
7th  ONE PATTERN (1986)
10th 舟 (1995)
11th 電子悲劇/〜ENOLA (1997)

SpotifyでもApple Musicでも全く同じです。上記の楽曲が定額で聴けます。

レーベル別にみると、

ジャパンレコード
アルファレコード
日本コロムビア

上記三つのレーベル時代の作品がラインナップされています。

サブスクP-MODEL作品をレーベル別に見る

ジャパンレコード時代

4th  Perspective (1982) 
5th  ANOTHER GAME (1984)
  

ジャパンレコード時代の作品は、度々紙ジャケットリマスター再発されており、入手しやすいです。

ただ、よほどのファンでない限りこの時期の作品は所有していないと思われるため、サブスク解禁はラッキーと言えるでしょう。

日本コロムビア時代

10th 舟 (1995)
11th 電子悲劇/〜ENOLA (1997)
 

日本コロムビア時代の作品は、オンデマンドCDという品質のよろしくないCD-Rが流通していた時期もありました(私はこれを所有していました)。

現在、日本コロムビアの二作は再発されており、流通しています。サブスクで聴ける有り難みは、やや少なめです。

アルファレコード時代

6th  KARKADOR (1985)
7th  ONE PATTERN (1986)
  

上記二レーベルと比較して問題なのが、アルファ時代の作品です。

リマスター再発されたことはあるものの、非常に限定的な形だったため、今手に入れるには、高価な中古品を買うしかありません。この二作がサブスクで聴けるのは、ファンには事件といえるほどの衝撃ではないでしょうか。

ちなみに、アルファレコードと言えば、SOFT BALLETのアルファ時代の作品もSpotifyとApple Musicでは全て解禁されており、大変便利です。

「体から体へ~♪」

・・・と、これらの状況も踏まえて、サブスクで聴けるP-MODELのオススメ作品を、ランキング形式で発表します。

サブスクで聴ける!P-MODELオススメ作品ベスト3

3位 ONE PATTERN (1986)

楽曲充実度:  ☆☆
入手難易度:  ☆☆☆☆☆
総合オススメ度:☆☆☆

1986年発表の7作目です。この作品のあと、P-MODELは一旦活動凍結しますので、80年代最後の作品になります。

P-MODEL名義での作品としては、次作は92年の『P-MODEL』になりますが、6年もの開きがあるため、サウンドは大きく変化しています。そのため、本作は80年代のP-MODELバンドサウンドが楽しめる、最後の作品と言えます。

楽曲は粒揃いで、後々まで演奏される曲も数多く収録されていて、特に『OH MAMA!』『Another Day』などは必聴といえる傑作です。

本作は現在入手難易度が高く、サブスクで聴ける価値はかなり高い一作です。

 

トトオのオススメ名曲ランキング
トトオの
オススメ名曲
ランキング

1位 『OH MAMA!』
2位 『Another Day』
3位 『Zebra』

2位 電子悲劇/〜ENOLA (1997)

楽曲充実度:  ☆☆☆☆☆
入手難易度:  ☆☆☆
総合オススメ度:☆☆☆☆

1997年発表の11作目です。P-MODEL名義の最終作は、次作である12枚目の『音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE』となり、本作はP-MODELとしては最後期の一枚と言えます。

サブスクで聴けるP-MODEL作品の中では最も新しく、音質は他のサブスク作品よりも圧倒的に良好です。とっつきやすさではサブスク作品中一番でしょう。

楽曲の面でも、平沢進以外のメンバーの貢献が大きく、同時代の平沢ソロ作品よりもバラエティに富んだ内容となっています。

(P-MODELバージョンは権利関係で貼り付けできませんでした)

その後の平沢進は、ソロ活動が中心となることを考えても、本作は平沢進のバンド名義作品としては、ある種完成形と言えます。

本作の一つ前の『舟』も、近い体制で作られた名盤ですが、楽曲のキャッチーさや、凝ったアルバムコンセプトなど、こちらの方がオススメ度は上です。

トトオのオススメ名曲ランキング
トトオの
オススメ名曲
ランキング

1位 『LAYER-GREEN(ver.1.05 Gold)』
2位 『Rocket Shoot Ⅱ』
3位 『ASHURA CLOCK(Discommunicator)』

1位 KARKADOR (1985)

楽曲充実度:  ☆☆☆☆☆
入手難易度:  ☆☆☆☆☆
総合オススメ度:☆☆☆☆☆

映えある1位は、1985年発表の6作目です。

3位の『ONE PATTERN』同様、現在音源は流通しておらず、サブスクで本作が解禁されているのは、新参のファンにとっては僥倖と言えます。

本作は80年代のP-MODEL作品の最高傑作と言える名盤です。

90年代以降のP-MODEL及び平沢作品は、ある種すでに完成の域に達しており、その完成された世界観をさらに先鋭化させていきました。

それと比較すると、80年代のP-MODEL作品は、どれも非常に実験性が高いです。常に新しいことにチャレンジしていたため、作品毎の振り幅が非常に大きい印象です。

その中でも本作は、実験性と楽曲の充実度のバランスが、高次元で融合されており、P-MODELというよりも、80年代の日本のロックの金字塔といえる、素晴らしい完成度を誇ります。

個人的には、P-MODEL作品中最もプログレっぽさを感じる作品で、同時代の洋楽と比べても全く遜色なく、P-MODELというバンドのレベルの高さに感動すら覚えます。

トトオのオススメ名曲ランキング
トトオの
オススメ名曲
ランキング

1位 『サイボーグ(Cyborg)』
2位 『HOURGLASS』
3位 『LEAK』

終わりに

昨今の平沢進人気に反して、P-MODEL作品は未だに入手しにくい状況が続いていました(改善されてきた感はありますが)。

現在の若いリスナーは、そもそも音源を入手して聴くという発想自体ないことを考えると、サブスクでP-MODELが聴けるというのは、非常に理にかなったことです。

今回はP-MODEL作品に絞って書きましたが、平沢進名義作品もサブスクで結構聴けますので、次回はそちらを記載します。

コメント

  1. ぼく、ブースカれす より:

    P-MODELは自分の住んでいる区の図書館で、3rd『Potpourri』と9th『big body』があったので、先週借りてみました
    近々聴いてみますよ(^^)

    • トトオ より:

      >ぼく、ブースカれすさん
      その二枚だと、『big body』がオススメですね。めちゃくちゃ格好良いですよ~。

      • ぼく、ブースカれす より:

        どちらのアルバムも35分程度と短いのですね
        Y.M.O.の大ヒット作である『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』もその位の短さでしたね(^^)

        短過ぎる気もしますが、案外却って「飽きない時間」という感じでリピートするパターンになりそうですよ

        • トトオ より:

          >ぼく、ブースカれすさん
          確かにYMOのアルバムもコンパクトですね。昔のテクノポップはタイムレスで良いのが多いです。

          • ぼく、ブースカれす より:

            Y.M.O.にしても聴いていると今でも新鮮で、聴く度に新たな発見があるのは素晴らしいです
            やっぱりP-MODELにしても、天才ミュージシャン達が作った曲とアレンジが奥深さを改めて感じますよ\(^o^)/

  2. トトオ より:

    >ぼく、ブースカれすさん
    テクノポップは日本に良いバンドが多かったですね。改めて良い時代でしたねー。

  3. ぼく、ブースカれす より:

    お久しぶりです
    この前、テクノの元祖と言える『クラフトワーク』の1970年代のアルバム『人間解体(凄い邦題…f^_^;)』と『コンピューター・ワールド』の2枚を借りたのですが、どちらも35分程度と短いのですが、やはりタイムレスな感じで45年近く経っている程にも前には感じないですね
    案外テクノ系はその位の長さの方が飽きないのかも知れない絶妙な時間の様な気がしてしまいます…Y.M.O.の早30年近く経つ『テクノドン』を聴くと「長いな…」とか思えている部分があります(^◇^;)

    • トトオ より:

      >ぼく、ブースカれすさん
      クラフトワーク良いですね!やっぱりクラシックなテクノは飽きがこないですよね。
      実際、時代が経つに連れて、曲時間が長くなる傾向はありますねー。差別化を図るにはそうなるのかもしれませんね。

      • ぼく、ブースカれす より:

        この前、若くして病気が悪化しステージに立てなくなり、『ラブライブ!虹ヶ崎学園スクールアイドル同好会』で当初は学園にいきなり出て来る謎のスクールアイドル“優木せつ菜(本名”中川奈々”)ちゃん役を演じていた、楠木ともりさんがライヴが出来なくなったと降板しましたが、22歳とお若いのに、P-MODELと平沢さんのファンとは、有望な若い方が出て来て嬉しいです\(^o^)/

        https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%A0%E6%9C%A8%E3%81%A8%E3%82%82%E3%82%8A?wprov=sfti1

        • ぼく、ブースカれす より:

          数ヶ所間違えてしまいました…🙇‍♂️

          • トトオ より:

            >ぼく、ブースカれすさん
            結構若い方で平沢師匠好き多いですよね。
            普通に考えると、ちょっとありえなさそうなんですが、ネットというか、SNSの力は凄いですね。
            でも、音楽的には普遍的なので、耳に入りさえすれば、一定のファンは得られる気もします。

  4. ぼく、ブースカれす より:

    人気コスプレイヤーの『火将ロシエル』さんのTwitterを読んだらなんと…😲

    https://twitter.com/kasyou3roshieru/status/1594899893352509441?s=46&t=qZDfMy2eSNQ_M0jzfaBrpw

    • トトオ より:

      >ぼく、ブースカれすさん
      こういう若い世代の人が自然に聴いてるケース散見しますね・・・。平沢師匠は別格なんでしょうね~。

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