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【メガデス2022年新作速攻レビュー!】メガデス『The Sick, The Dying…And The Dead!』最速レビュー

メガデス SDAD 写真 ブログ用 1 音楽

トトオです。

ついに発売されました!

メガデスの6年ぶりの新作『ザ・シック、ザ・ダイイング…アンド・ザ・デッド!』です。

すでに別記事で、作品概要は紹介しました。

今回は、

「発売後一週間とりあえず聴いてみたレビュー」

になります。

通常連載している全曲レビューは、後日改めて行います。

連載中の全曲レビューはこちらです。

今回の記事のポイントはこちらです。

トトオ
この記事の
ポイント

最強メンバーの爆速スラッシュ!

まず、私は言いたい

まず、本作を聴いて私が言いたいのは、

これを聴いて文句を言う、
メガデスファンなどいるのだろうか?

ということです。

過去一度でもメガデスのファンになった人なら、
ほぼ100%満足できる新作

これが、私のファーストインプレッションです。

『The Sick, the Dying… and the Dead!』(2022年発表)

本作の大きな特徴は、以下のとおりです。

過去20年で最速のスラッシュメタル作品
絶妙なミックスで「格好良い」音
第二の黄金期・最強のメンバー
作曲プロセスの大改造

過去20年で最速のスラッシュメタル作品

本作を聴いて、おそらく全員が持つであろう感想、それは「速い」です。

まず、オープニングのタイトルトラックから飛ばします。

痛快なビートに溢れる爽快感、予測不能の展開、これぞまさに伝家の宝刀「インテリクチュアル・スラッシュメタル」です。

特に3分30秒からの展開がもう最高で・・・。
(PVだと3分34秒あたり)

ここでガッツポーズのファン、すでに多数でしょう。

そして驚きは、二曲目・三曲目でギアをさらに一段階上げることです。

私は一曲目に続いて、初めて二曲目を聴いた時震えました。

で、続いて三曲目でさらに速くなっていて衝撃を受けました。

もう、キャリア40年ですよ?

癌治療後で病み上がりの一発目ですよ?

いや、ほんとに痺れました。

その後も、飛ばす楽曲が多く、ラストはシングルカットの『We’ll Be Back』で爆走して締めます。

とにかく、本作はキレまくり飛ばしまくりで、過去20年で最も爽快な作品でしょう。

絶妙なミックスで「格好良い」音

本作のもう一つの特徴は「音(ミックス)が良い」です。

直近10年ほどで発表された作品は、

Thirteen (2011)
Super Collider (2013)
Dystopia (2016)

です。

比較的新しいこれらの作品と比較しても、絶妙に格好良い音でミックスされています。

プロデューサーは、デイヴ・ムステインクリス・レイクストローで、前作同様です。

『Dystopia』は、もうちょっとメタリックな音で、作風のサイバーな雰囲気にマッチしていました。

また、迫力あるミックスという点では、『Dystopia』の方が上です。

比較して本作は、

2000年以降のメガデス流スラッシュメタルの完成形

と言えるような、非常に整ったバランスです。

過度なエフェクトはせず、一つ一つの音をすっきりまとめながら、各楽器の良さを最大限活かしています。

これは、現メンバーのプレイヤーとしての技能の高さの裏付けでもあるでしょう。

第二の黄金期・最強のメンバー

非常にクオリティの高い本作ですが、これはメンバーの素晴らしい貢献の賜物と言えます。

CDのバックカードには、全員の写真がありました。

メガデス SDAD 写真 ブログ用 2

ドラム:ダーク・ヴェルビューレン

ドラマーは、前作のクリス・アドラーから交代し、元ソイルワークダーク・ヴェルビューレンとなりました。

ダークは、前作のレコーディングにこそ参加していませんが、ツアーではこの数年メガデスを支えており、バンドにはすでに馴染んでいます。

メガデスは、ドラマーには特別上手い人間を採用するのが常ですが、ダークも例外ではありません。

疾走スラッシュでも、シャープなツーバスを決め、リズム感もタイトです。

本作は、彼のドラムプレイをフィーチャーした楽曲がいくつもあり、ムステインの信頼は厚いようです。

クリスも良いドラマーでしたが、メガデスに最適なスラッシュメタルのアレンジは、ダークの方が向いているように感じます。

最近のインタビューやライブ映像を見ていると、彼はキャラクターの面でもバンドケミストリーに貢献しているようです。

笑顔が素敵なナイスガイです。

ギター:キコ・ルーレイロ

ギターはすっかりお馴染みのキコ・ルーレイロですが、本作がメガデス二作目です。

前作では、新加入のキコのテクニカルなプレイをフィーチャーしようという、明確な意図が見えました。

本作は、キコのギターソロはより自然に挿入されています。

その代わりに、リフや構成などに重きを置いているようです。

だからと言って、キコのギターソロが退屈かというとそんなことは全くなく、彼にしか出せない独特のスケールや美しいタッピングなど、存分に楽しめます。

笑顔が素敵なナイスガイです。

大佐:デイヴ・ムステイン

ムステインのリフワークは研ぎ澄まされており、最高にエッジの効いたスラッシュメタルが楽しめます。

また、癌治療後ということもあり、心配だったボーカルですが、衰えを微塵も感じさせません。

『Dystopia』はボーカルに強めのエフェクトがかかっていましたが、本作はよりナチュラルにムステインの声が楽しめます。

但し、最近のライブでは、かなりしんどそうに歌っているので、病気と加齢の影響はやはりありそうです。

笑顔が素敵なナイスガイ、ではありません。

しかし、最近のルックスは、リアルラトルヘッドとでも言えそうな気迫に満ちており、変に若作りするより私は好きです。

ベース:スティーヴとジェイムズとあの人

そしてベースは、スティーヴ・ディジョルジオです。

あの人(エレフソン)のやらかしが原因で、レコーディングは急遽テスタメントのスティーヴが代打で録り直しています。

そのスティーヴはあくまでレコーディングのための要員で、正式メンバーとしては、ジェイムズ・ロメンゾが復活しています。

アルバムのバンドメンバークレジットも、ジェイムズが記載されています。

あの人の近況

そして、やはり気になるあの人(ジュニア)ですが、興味深いことに、ソロプロジェクトの新曲をメガデスの新作にぶつけています。
(たまたま?)

「低予算・・・」。正直そう思いました。

ボーカルは、インギーの作品や、かのタリスマンで活躍したジェフ・スコット・ソートです。

いやこれ、曲は予想以上に格好良いです。

ちなみに、ジュニアはまだメガデスに未練があるようです。

しかし、ムステインは最近のインタビューで、ジュニアのことをボロカスに言っているので、そう簡単には修復しないと思われます。

ネット上の意見をざっと見ると、ジュニアに同情する声が多い印象ですね。
(考え方によっては、ジュニアは被害者)

作曲プロセスの大改造

本作は、ムステイン以外のメンバーによる楽曲への貢献度が高いことが、クレジットからも確認できます。

キコのクレジット数:8
ダークのクレジット数:2
※但し、全てムステインとの共作

前作では、キコが三曲にクレジットされただけで、他はムステイン一人で作曲していました。

この違いからも、現メンバーでのバンド運営は非常に良好であると見られます。

ちなみに、ムステインはインタビューで本作について、

他のメンバーに、
積極的に作曲に参加してもらうように心がけた

と語っています。

中でも、『Sacrifice』という楽曲は、ムステインよりもキコの方が先にクレジットされています。

これはかなり珍しいことではないでしょうか。

オススメ名曲ランキング

トトオ
トトオの
オススメ

ランキング

1位『The Sick, the Dying… and the Dead!』
2位『Life in Hell』
3位『We’ll Be Back』
4位『Mission to Mars』

採点

全曲レビューまで、少々お待ちください。

現時点の感想としては、2000年代以降の作品では、3位以内確定ではないでしょうか。

終わりに

2000年代以降のメガデスで、最も大きな出来事は、間違いなくキコの加入ですね。

冷静に考えて、『Carry On』とか『Nova Era』を弾いた人が、今メガデスにいるわけですよ。

いや、そりゃ凄いバンドになりますよ。

それにしても、毎年後半に作品が集中して、結構大変です。

メガデスの一週間後に、オジーの新作ですからね。

そのあとスリップノットまであるという・・・。
(地味にスキッド・ロウも気になるし)

コメント

  1. ぼく、ブースカれす より:

    もう知っているかも知れませんがメガデスは、昨日のBSフジ『伊藤政則のロックTV』を観たら、来年に来日して、2/27に日本武道館、2/28にグランキューブ大阪でライヴをするそうですよ
    今回のアルバムは良作と聞いていますので、早いうちに聴いてみたいですよ\(^o^)/

  2. トトオ より:

    >ぼく、ブースカれすさん
    そうなんですよねー。実は今も、チケット全然問題なく取れるんですよね。予定が問題なければ行きたいと思っています。
    Youtubeでシングルカットは聴けるので、聴いてみてください。格好良すぎますよ。

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