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【マキシマムザ亮君に影響!THE WiLDHEARTS/全作品レビュー#1】ザ・ワイルドハーツ『Mondo Akimbo A-Go Go-』

ワイルドハーツ MAAGG 写真 ブログ用 音楽

トトオです。

現在、別の記事で、

アイアン・メイデンの、

全作品レビューを行っています。

全作品レビューは、

私が一番好きなバンドでしか行いません。

ワイルドハーツ/The Wildheartsは、

間違いなく私の一番好きなバンドです。

(但し、一番好きなバンドと言っても、

いくつかあるのです)

私は、洋楽と邦楽だと、

洋楽の方をよく聴きます。

おそらく7割:3割くらいでしょうか。

洋楽でも、ハードロック・メタルが、

そのうちで8割くらいを占めます。

残り2割はロック・テクノ・ポップス、

といった感じです。

まあ要するに、

一番聴いてるジャンルは、

ハードロック・メタルということです。

いわゆる、

メタルというジャンルで一番好きなバンドは、

間違いなくアイアン・メイデンです。

ハードロックというジャンルなら、

ワイルドハーツが一番好きです。

(彼らをハードロックと分類するのが、

正しいかどうかはさておき)

ファン歴20年ほどですが、

いわゆる、

“the most underrated band”

(最も過小評価されたバンド)

と言われる彼らを、

少しでも多くの人に知ってもらいたく、

全作品レビューを行います。

ワイルドハーツに関しては、

フルアルバムはもちろんのこと、

EPなんかも結構持っているので、

そのあたりも紹介していこうと思います。

この記事は、

以下の方にオススメです。

メタリカとビートルズが好きな方
バッドボーイズロックンロール好きな方
マキシマムザ亮君が好きな方

ワイルドハーツについて

初回のため、

まず、バンドの説明をします。

1989年に、

ボーカル兼ギターのジンジャー/Gingerを中心に、

イギリスはニューキャッスルにて、

結成されました。

元々ジンジャーは、

クワイアボーイズ/The Quireboys

というバンドのメンバーでしたが、

そのバンドをクビになり、

その後、ワイルドハーツを結成しました。

(The Quireboysデビュー前にクビになったので、

当然ジンジャーはいません)

デビューまでに、

数回のメンバーチェンジがあり、

下記四人で、

1992年に、

1st EP『Mondo Akimbo A-Go Go-』を発表します。

Vocals and Guitar:ジンジャー/Ginger
Guitar:CJ
Bass:ダニー/Danny McCormack
Drums:バム/Bam

彼らの音楽性は、

初期から少しずつ変化していきますが、

基本的には、

メロディアスなハードロックです。

よく、彼らの音楽を称して、

「Metallica meets The Beatles」

などと形容されます。

メタリカのような、

エッジの効いたギターリフを持ちながらも、

ビートルズのような、

キャッチーな歌メロがある、

ということですね。

これと、

これ、

ということですね。

(違うかな・・・)

ジンジャーは、

いわゆる

ロックンロールライフを地で行く人で、

言動がかなり激しいです。

そのためか、

メンバーチェンジも多く、

バンドのプロモーションも、

正直なところ、

それほど上手くいっていないように、

思えます。

しかし彼は、

天才的なソングライターで、

時代と運が正しく彼に味方をしていれば、

間違いなく天下を取ったと思います。

私がファンになったのは、

20年ほど前ですが、

それ以来ずっと聴き続けています。

一度ハマると抜けられない、

唯一無二なバンド、

それがワイルドハーツです。

ちなみに、

マキシマムザホルモンの、

マキシマムザ亮君も、

好きなバンドに挙げていました。

Earth vs The Wildhearts vs 私①

私がワイルドハーツのファンになったのは、

2000年頃だったと記憶しています。

当時、BURRN!の特集で、

『1990年代の名盤』のような企画があり、

そこでライターが(たぶん大野氏)、

ワイルドハーツを紹介していました。

その後、レコード屋で彼らのEP、

『Don’t Be Happy… Just Worry』

を見つけて購入し(確か500円)、

ここからハマりました。

当時、ワイルドハーツは、

活動休止中でしたが、

その間、大方彼らの作品を聴き尽くして、

ファンになったタイミングに、

再結成が宣言されたので、

すごく嬉しかった記憶があります。

概要『Mondo Akimbo A-Go Go-』(1992年発表)

1992年発表の、

彼らのデビューEPです。

四曲しか入っていません。

メンバーは、既述の通りです。

ドラムのバムは、

このあとすぐ抜けるので、

このラインナップは、

次のEP、

『Don’t Be Happy…Just Worry』までです。

後任のスティディ/Stidiと比較すると、

スティディは軽めのストロークで、

速く叩くのを得意とする一方、

バムはなにかバタバタ、

ややもたついたようなドラミングです。

しかし、これはこれで結構良い味があり、

個人的には好きです。

全曲レビュー

#1 Nothing Ever Changes But the Shoes(Ginger)[5:29]

記念すべき第一曲目です。

ライブでもながらく演奏される、

初期の代表曲です。

初っぱなのアルペジオが格好良く、

溜めてから爆発する感じのイントロは、

ライブではかなり盛り上がります。

PVを見ると、

やはりまだ初々しさが感じられますが、

曲はめちゃくちゃ良いです。

エッジの効いたギターリフに、

とにかく一緒に歌いたくなるような、

キャッチーな歌メロ、

すでにスタイルが確立されています。

#2 Crying Over Nothing(Ginger)[3:51]

ギターリフが格好良く、

ドラムのバムも良いプレイしています。

改めて聴くと、かなりヘヴィですね。

後半、アップテンポになって走り抜けますが、

短い曲でも飽きさせない構成になっていて、

すでに才能を感じさせます。

#3 Turning American(Ginger)[6:26]

こちらも初期の代表曲です。

冒頭のリフがかなりメタルっぽいです。

メタルバンドでも、

こんなに格好良いリフは、

なかなか書けないと思います。

歌詞が痛烈で、

自分たちが英国人であるという、

アイデンティティを、

皮肉交えて歌い上げます。

単純な批判の歌詞ではないですが、

やはり米国人は、

聴きにくいんじゃないでしょうか。

アメリカで売れることは意識してない、

ということかもしれませんが。

#4 Liberty Cap(Ginger)[5:11]

二曲目同様に、

ベースラインから入るので、

ちょっと似た雰囲気があります。

このEPでは一番スローな曲ですね。

いかにもジンジャーらしい、

メロディックなコーラスが印象的です。

途中からの展開が、結構凝っていて、

単なるロックバンドではやらないような、

曲の終わり方です。

アウトロに、このバージョンだけの、

コーラスが入れられています。

 

次のEP、

『Don’t Be Happy…Just Worry』には、

本作の四曲をリミックスしたものに、

更に、別の四曲が加えられて、

計八曲になっています。

このリミックスが割と曲者で、

ややヘヴィな味付けになっています。

個人的には、

『Mondo Akimbo A-Go Go-』の、

雑な感じのアレンジの方が、

曲にマッチしていて好きです。

スタジオで出した音が、

そのままスピーカーから出ている、

そんな雰囲気です。

採点

『Mondo Akimbo A-Go Go-』 /89点
トトオ
トトオの
オススメ曲

『Nothing Ever Changes But the Shoes』
『Turning American』

総括

「Metallica meets The Beatles」と称される、

彼らのスタイルがすでに確立されています。

ジンジャーのしゃがれた声も、

すでに個性的です。

四曲しかありませんが、

曲のバリエーションがやや薄く、

まだまだ、

アレンジ力はこれからの伸びしろ、

といった感じでしょうか。

しかし、この時期の彼らのルックスは、

本当に格好良いです。

ガンズとかモトリーの、

バッドボーイズロックンロール好きな人は、

ルックスから入るのも、

良いんじゃないでしょうか。

『Mondo Akimbo A-Go Go-』は、

現在手に入れることが難しく、

私は彼らのボックスセットの一枚として、

聴いています。

(それも手に入れにくいですが…)

終わりに

私の青春時代は、

ワイルドハーツと共にありました。

若かりし頃に影響を受けたため、

一時期ファッションも、

黒のスキニージーンズに、

コンバースのスニーカー、

シルバーアクセサリーなんかしてました。

全然似合ってなくて、

我ながら痛々しかったですね…。

彼らは現在も、

いわゆる、

クラシックラインナップというメンバーで、

精力的に活動しています。

おそらく、

イギリス本国の次に、

人気があるのは日本なので、

来日頻度も高いです。

今からファンになって、

彼らの最高のライブに行きましょう。

【マキシマムザ亮君に影響!THE WiLDHEARTS/全作品レビュー#2】ザ・ワイルドハーツ『Don't Be Happy... Just Worry』
トトオです。 ワイルドハーツレビュー二回目です。 前回はこちらです。 今回は彼らの本邦デビューEP 『Don't Be Happy... Just Worry』です。 私が一番最初に買った、 ワイルドハーツの作品で、 これ...

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