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【レップス流異次元ポップ】Def Leppard 『Euphoria』/なぜか好きなアルバムなんなん⑧

デフ・レパード ユーフォリア 写真 ブログ用 音楽

トトオです。

世間的にはあまり人気のない作品を紹介する「なぜか好きなアルバムなんなん」

今回はデフ・レパードの1999年の作品『ユーフォリア』です。

前回の記事はこちらです。

今回の記事のポイントはこちらです。

トトオ
この記事の
ポイント

異次元にポップなレップス隠れ名盤

誰しも、寄り道したくなる時がある

結局、ベタなやつが好き

以前、デフ・レパードに関しては、定番である『ヒステリア』に関して書きました。

私は彼らの作品では、

Hysteria
Pyromania
Adrenalize

という順に好きです。

そして、この次に好きなのが、今回紹介する『Euphoria』です。

メタルを飲み込むオルタナ波

今紹介した四枚のアルバムと同じ時期に、もう一枚彼らは作品を発表しています。

物議を醸しまくった問題作として大変有名な作品・・・そうです(?)、『スラング』です。

『Slang』には、確かにここだけでしか聴けない魅力もあります。

しかし私の場合は、あえてレップスに「コレ」を求めていない、の一言に尽きます。

ちなみに、彼らに限らず、90年代前半は多くのメタルバンドがトレンドに影響を受けました。

実は良い作品も多いのですが、やはり自分たちの得意分野に真っ向勝負で挑んだ作品には、敵わないことが多いです。

レップスがオルタナの影響を受けて出した『Slang』、その反動とも言える作品が、今回紹介する『Euphoria』です。

Def Leppard 『Euphoria』(1999年)

突き抜けた軽さと底抜けの明るさ

本作最大の特徴は、キャリア随一の底抜けの明るさです。

過去の名曲と比べても、文句つけようのない傑作の一曲が、シングルカットの『Promises』です。

本作特有のビートの軽快さが爽快で、冒頭のリフは彼らの全キャリアでも屈指の格好良さです。

また、本来の彼らの持ち味であるウェットなムードを、ここでは完全に排除して底抜けに明るいです。

ギターの音色もキラキラ明るくて、『Adrenalize』あたりの厚化粧ディストーションとも一線を画します。

他には、ど直球バラードの『Goodbye』も名曲です。

ボーカルハーモニーが素晴らしく、アレンジも真っ直ぐ美しく、万人向けの傑作です。

それでも残るレップスらしさ

既述の通り、本作は「軽さ」「明るさ」が最大の特徴です。

しかし、彼ら本来の持ち味である、叙情メロディもしっかり盛り込まれています。

本作随一の名曲『Paper Sun』です。

音は軽く抜けが良いですが、ギターとボーカルのメロウなハーモニーが素晴らしく、本作中いわゆるレップスカラーが一番濃いです。

ラストは『Kings of Oblivion』ですが、文句なしの格好良さです。

オーラスの曲まで完璧に名曲という構成は、大名盤『Hysteria』を彷彿とさせます。

ポップメタル改めスーパーポップメタル

レップスは、『Slang』で彼らなりの「ダーク・アンド・ヘヴィ」を突き詰めました。

その反動と思われますが、本作では本来の持ち味のポップさを超えた、「スーパーポップ」とでも言える楽曲が多数収録されてきます。

もはやメタルとは言い難いのが『Back in Your Face』です。

ノリの良いコール・アンド・レスポンスに加えて、ジョー・エリオットはほぼラップに近い歌唱です。

同様に、跳ねたビートとヒップホップ調の『All Night』です。

しかしながら、サビや途中のギターフレーズはモロにレップスのそれで、本作一番の新機軸はこの辺りの楽曲かも知れません。

トトオのオススメ名曲ランキング

トトオ
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1位『Promises』
2位『Paper Sun』

3位『Goodbye』

終わりに

本作は、タイトルが『〜ア』となっており、『パイロマニア』、『ヒステリア』に続くシリーズという意図もあったようです。

確かに本来の持ち味は活かしており、彼らのクラシックラインナップに近いところもあります。

しかし、時代のせいもあってか、過去の名作ほどの評価は、残念ながら得られていないようです。

振り返ってみると、彼らはこの作品あたりで過去のしがらみから完全に吹っ切れて、さらに自由に創作するようになった印象です。

ちなみに、なんと七年ぶりの新作が近日発売予定です。

 

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