トトオです。
今回は、メタラーにオススメのコスパ最強ヘッドフォン、
KOSSのPORTAPRO(以下ポタプロ)の使用レビューです。
今回の記事のポイントはこちらです。

ポイント
メタラーにオススメ!コスパ最強ヘッドフォン
まず結論
では、まず最初に結論を述べます。
メタラーも納得!迫力の重低音
安い上に補修も可能でコスパ抜群
では、早速レビューしましょう!
KOSS PORTAPRO 使用レビュー
軽量+ヘッドバンド調整可で装着感なし
このヘッドフォンの最大の特徴は、その独特の形状です。
ヘッドバンドが伸び縮みします。
伸ばした時がこんな感じ。
縮めた時はこんな感じ。
使わない時は縮めて、折り畳めばこの通りです。
この作りのおかげで、頭にピッタリなサイズにヘッドバンドを調整できます。
また、このサイドのスイッチでも、締め付けの強弱を調整可能です。
しかも、本体がめちゃくちゃ軽い。
(わずか60g)
そして、イヤーパッドは耳に軽く乗せるような、小さめサイズです。
結果、ヘッドフォンの装着感がほとんどありません。
色々ヘッドフォンを持っていますが、これほどつけた感じのしないヘッドフォンは、他にありません。
つけ心地で言うと、オーディオテクニカのウイングサポートと良い勝負でしょうか。
(あれは、軽いというより、気持ち良いという感じ)
長時間リスニングも、全く問題なしです。
メタラーも納得!迫力の重低音
このヘッドフォンは、見た目の作りは正直ちゃちいです。
こんなので良い音が本当に出るのか?と疑うレベルです。
しかし、この見た目からは想像できない、ド迫力サウンドを聴かせます。
私は、普段AirPods Proを使っていますが、音楽を楽しむと言う目的においては、ポタプロの圧勝です。
ポタプロの音は、低音から中音域が分厚く、迫力があります。
かと言って、音がぼやけているような感じもなく、メリハリのあるサウンドです。
試聴
いくつか試聴してみましょう。
試聴環境は、
となっています。
(iPhoneとQ1はデジタル接続)
ちなみに、このFiiOのQ1 MarkⅡですが、こちらも信じられない高コスパポータブルアンプです。
(今は後継機Q3が流通していますが、ちょっと高くなりました)
接続したところは、こんな感じです。
メタル
轟音で有名なスリップノットの楽曲ですが、最大の武器であるグルーヴ感が強化されています。
彼らはドラムだけでなく、パーカッションも強烈ですが、音が塊にならずに、スッキリ分離されています。
また、この曲の特徴である、荘厳な女性コーラスの繊細な音色も、潰さず綺麗です。
ハウス(テクノ)
4つ打ちビートが気持ちいいオービタルも、アタックの強い音が出ています。
デヴィッド・グレイのボーカルが素晴らしいですが、彼のやや鼻にかかる声が透き通ります。
この曲もまさにオービタルの楽曲らしく、繊細な音色が一つ一つ、重層的に構築されています。
ポタプロでは、他のヘッドフォンよりもメリハリを利かせた迫力重視のサウンドです。
ボカロ
ボカロのクラシックとも言える、黒うさPの千本桜も視聴しました。
これも楽曲は完全にメタル調なので、重低音が強化され、相性良しです。
肝心の初音ミクのボーカルも、クリアで曇りなく、大変心地よいです。
やはり、ジャンルとしては、ハードロック・メタルや、テクノ・ハウスとの相性が特に良いです。
安い上に補修も可能でコスパ抜群
これだけの音を出しながら、かなり安いです。
(実勢6,000 – 7,000円程度 ※2022年5月時点)
私は五万円以上のヘッドフォンも所有していますが、これが一万円以下というのは未だに信じられません。
(昔はさらに安かった)
また、作りがシンプルなので、なかなか故障しません。
但し、イヤーパッドだけはすぐにボロボロになります。
これは交換用が売られており、簡単に交換できます。
(過去二回ほど交換しました)
私が所有するヘッドフォンでは一番安価ですが、コスパは最強です。
唯一の注意点
本製品にも、やはり注意点があります。
これだけ軽量で見た目もおしゃれで格好良く、外で使いたくなるのに、オープン型で音がもれることでしょう。
野外は特に問題ないと思いますが、電車の中なんかはちょっと厳しいと思います。
この点だけは、やや勿体無いなと思います。

最後にメリットとデメリットまとめ!
メリットとデメリット
メリット
メタラーも納得!迫力の重低音
安い上に補修も可能でコスパ抜群
デメリット
終わりに
ヘッドフォンは、最近は使い勝手を重視して、無線接続のAirPods Proを使うことが増えました。
しかし、じっくり腰を据えて音楽を楽しみたい時は、ヘッドフォン選びが重要です。
ポタプロは唯一無二の個性的なヘッドフォンなので、これからもメーカーは販売を続けて欲しいですね。
コメント
イヤーパッドは時代が過ぎても経年劣化は避けられませんね…あっ!「必要は発明の母」なので、なかなか劣化しないイヤーパッドを開発したらノーベル賞物の価値がありそうですね(^^)
しかし、メーカーも商売なので、ある程度で劣化して交換してもらわないと困るのでしょうし、その辺りは「大人の事情」なのでしょうね…(^◇^;)
>ぼく、ブースカれすさん
やっぱり高価なヘッドフォンほど耐久性に優れる気はしますね。
但し、安価なヘッドフォンでも、パーツを交換すれば使えることが多いので、この辺は好みの問題かもしれません。