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【地味でもIよりII】Guns N’ Roses『Use Your Illusion II』/ トトオのオールタイムベスト⑱

ガンズ・アンド・ローゼズ アルバム 写真 ブログ用 オールタイムベスト

トトオです。

今回のオールタイムベストは、

ガンズ・アンド・ローゼズ

『ユーズ・ユア・イリュージョン II』です。

前回記事はコチラです。

【史上最高のデビューアルバム】Manic Street Preachers『Generation Terrorists』/ トトオのオールタイムベスト⑰
トトオです。 今回のオールタイムベストは、 マニック・ストリート・プリーチャーズの (以下、マニックス) 『ジェネレーション・テロリスト』です。 前回記事はコチラです。 マニックスというバンド UK出身の四人組バンドです。...

ガンズについて

ハードロック・メタルファンには、

説明不要のスーパースターですが、

今の20歳くらいの非メタラーだとどうでしょうか。

曲を耳にしたことがあるかもしれませんが、

バンド名まではまず知らないでしょう。

しかし、40代以上であれば、

ハードロック好きでなくても、

バンド名とメロディは認識してる可能性大です。

80年代から紆余曲折ありながらも、

未だにバンドは活動を続けています。

年代別ガンズ作品数

これほどの有名バンドにも関わらず、

作品数が驚くほど少ないです。

オリジナルアルバムで合計四枚です。

80年代一枚
90年代二枚
00年代一枚

になります。

このように書くと、

00年代の『Chinese Democracy』が、

あれだけ待たされたということが、

伝わりづらいのが不思議です。

実際のところ、

90年代から00年代は17年も空いています。

今回ピックアップするのは、

90年代の二枚のうち一枚です。

あなたはどちら派?

90年代に発表された二枚の作品ですが、

これは二枚同時発売でした。

『Use Your Illusion I』
『Use Your Illusion II』

の二枚です。

「ユーズ・ユア・イリュージョンどっちが好き?」

身近なメタラーにこの質問をしてください、

嬉々として語り出すこと間違いなしです。

私はこの話題だけで、

居酒屋で生三杯くらいは軽く空ける自信があります。

本タイトルにありますように、私は『II』派です。

Guns N’ Roses 『Use Your Illusion II』

異色のアルバム構成
派手な『I』と地味な『II』
3バージョンの『Don’t Cry』

異色のアルバム構成

二枚同時発売ですが、実際のところは、

二枚組の作品をバラ売りしたようなものでした。

そう考えると、

『I』の一曲目が二枚組の一曲目で、

『II』のラストが、二枚組の最終曲ともいえます。

となると、

どうしても『I』は勢い中心の楽曲になり、

『II』はやや趣を変えた楽曲を置くようになります。

この結果、『II』は最初から最後まで、

ロックアルバムのセオリーに縛られない、

異色の構成で作られています。

『I』は、アルバムのオープニングにふさわしい

『Right Next Door to Hell』から

勢いよく始まりますが、

『II』の頭は激渋の『Civil War』です。

その後に続くのが、バラード三連発という、

普通に考えたらありえない流れですが、

これが全部格好良いんだから驚異的です。

中盤に並ぶ、

『Breakdown』から『So Fine』の四曲は、

バッドボーイズロックンロールでは括り切れない、

バラエティに富んだ楽曲です。

それなりに聴き込まないと、

流してしまう可能性大の楽曲陣です。

最後に不穏な『My World』で締めるというのも、

売れ線バンドにとっては、かなりの冒険であり、

ガンズがステレオタイプなバンドではないことを、

端的に示しています。

派手な『I』と地味な『II』

『I』で注目されがちなのは、

アクセルの書いた大作『November Rain』ですが、

『II』にも『Estranged』という大作があります。

曲順もそれぞれ後半の同じような位置に配されて、

アルバム後半のハイライトになっています。

どちらもアクセルのピアノをベースに、

スラッシュのギターがフィーチャーされています。

派手さは『November Rain』が勝っていますが、

楽曲の美しさは『Estranged』が勝ると感じます。

また、『I』『II』どちらもカバー曲が入っていて、

『I』はPaul McCartney and Wings

『Live and Let Die』で、

『II』はBob Dylan

『Knockin’ on Heaven’s Door』です。

これも対照的で、

やはり『I』が派手で『II』が地味です。

ディランが好きな人間に言わせると、

このカバーは邪道という意見が多かったのですが、

私のように、

このカバーからディランの曲を聴き始めた人間も、

たくさんいたことと思われます。

この時期のガンズの格好良さは異常です。

私はこのガンズのカバーのおかげで、

同タイトルのドイツ映画を見るほどハマりました。

死にゆく男の友情を描いた作品ですが、

作中『Knockin’ on – 』が流れるところが、

絶妙に格好良いです。

3バージョンの『Don’t Cry』

『I』と『II』には、

一曲だけ同じ楽曲が収録されています。

『Don’t Cry』というバラードです。

正確には全く同じ楽曲ではなく、

歌詞が異なっています。

正直、英語ネイティブでない私にとって、

それほど歌詞は重要ではありません。

にもかかわらず、圧倒的に『II』の方が良いです。

理由をよく考えると、曲順が関係しています。

『I』は4曲目に『Don’t Cry』が配されて、

その前曲が『Live and Let Die』です。

『II』は13曲目に配されて、

その前曲は『You Could Be Mine』です。

この『You Could -』は全楽曲中、

屈指の名ロック曲のため、

他曲よりも特に聴く人が多いはずです。

『II』では、この楽曲に続いて、

『Don’t Cry』が始まります。

この流れがものすごく良いのです。

この二つのバージョンは歌詞が違うので、

歌メロも若干違っています。

この曲はコーラスが特に素晴らしいですが、

ブラインド・メロン

シャノン・フーンが担当しています。

また、これら2つの『Don’t Cry』とは

別のバージョンが存在します。

シングルに収録されたデモ音源です。

完成版とは違い、メンバーも音も、

完全に80年代のGN’Rです。

スラッシュのギターはほぼ完成していて、

スティーヴン・アドラーの、

ラウドなドラムがハマっています。

バンドとして一番格好良かったのは、

やはりこの時期でしたね。

終わりに

ガンズを聴いたのは10代後半でしたが、

約20年後の来日公演で初めてライブを見ました。

正直それほど期待していなかったのですが、

びっくりするくらい格好良くて衝撃でした。

スラッシュが目の前にいたらやっぱり興奮しました。

『Double Talkin’ Jive』が一番痺れました。

ライブを見に行くほど、

未だによく聴くガンズですが、

『Chinese Democracy』を出した後も、

最も頻繁に聴くのはこの『II』です。

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