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【ブリティッシュハードロック最期の砦】The Darkness『One Way Ticket to Hell… and Back』/ トトオのオールタイムベスト⑩

ザ・ダークネス アルバム 写真 ブログ用 オールタイムベスト

トトオです。

10回目のオールタイムベストは、

ザ・ダークネスのセカンドアルバム

『One Way Ticket to Hell… and Back』です。

ザ・ダークネスは、

2000年代以降にデビューしたバンドでは、

私の最も好きなバンドです。

且つ、未だに精力的に活動しているので、

個別で全作レビューしても良いのですが、

本作が突出して好きなので、

とりあえずこれ一枚だけまず書くことにします。

前回記事はコチラです。

【希代のシンガーの傑作】Meat Loaf『Bat Out of Hell II: Back into Hell』/ トトオのオールタイムベスト⑨
トトオです。今回のオールタイムベストは、スーパーシンガーの奇跡の一枚、ミートローフの『Bat Out of Hell II: Back into Hell』です。前回記事はコチラです。ミートローフについて1960年代から活動するアメリカ出身

ザ・ダークネスについて

2003年にデビューしたイギリスのバンドです。

デビューが大変華々しく、いきなり売れたため、

結果的に彼らは苦労することになりました。

本作は、2006年に発表された二作目のアルバムで、

一作目があまりにも成功しすぎたために、

比較すると残念なセールスに終わりましたが、

中身は驚愕のクオリティで、

個人的には未だに彼らの作品では一番好きです。

The Darkness『One Way Ticket to Hell… and Back』

AC/DC・ミーツ・クイーン(クイーン濃いめ)
ロイ・トーマス・ベイカーの手腕
突き抜けたユーモアとカリスマ性

AC/DC・ミーツ・クイーン(クイーン濃いめ)

彼らの音楽を簡単に表すると、

「AC/DC・ミーツ・クイーン」と言えます。

AC/DCスタイルの縦ノリロックンロールに、

フレディ・マーキュリーばりの

ファルセットボーカルと多重コーラスという、

ありそうでなかった組み合わせが、

デビュー作ですでに確立されていました。

この楽曲は、

デビュー作『Permission to Land』の曲ですが、

ハードロック好きなら、絶対気に入るはずです。

デビュー作も素晴らしい出来でしたが、

本作はさらに洗練された作りで、

楽曲の充実度は前作以上です。

彼らの特に凄いところは、

ありきたりっぽいシンプルなフレーズでも、

しっかり聴かせるアレンジの巧みさです。

過度にならない絶妙なバランスのアレンジが、

全編にわたって施されており、

何回聴いても全く飽きが来ません。

前作がややAC/DC濃いめの味付けだとすると、

本作はクイーン調の美しいボーカルハーモニーが

強調された楽曲が多いです。

特に好きなのは、シングルにもなった

スリーコードのロックンロールを基調とした

『Is It Just Me?』

アンディ・サマーズばりのギターが最高な

『Dinner Lady Arms』

もろクイーンの超名曲『English Country Garden』

あたりでしょうか。

楽曲のオリジナリティという点では、

やや弱いかもしれませんが、

紛うことなき名曲の数々です。
(歌詞のオリジナリティは後述)

ロイ・トーマス・ベイカーの手腕

彼らほど、素晴らしいクオリティの

ブリティッシュハードロックを、

現役でやっているバンドは

もうほとんどいないでしょう。

レトロなスタイルを

単に模倣しているわけではなく、

キーになるエッセンスをうまくミックスした上に、

高精細な音質で仕上げているため、

古臭さを全然感じません。

本作はのプロデュースは、

クイーンのプロデューサーでもあった、

ロイ・トーマス・ベイカーが担当しており、

やはり彼の手腕によるところが大きいです。

ロイ・トーマス・ベイカーといえば、

やはりこれでしょうか。

話をザ・ダークネスに戻すと、

本作は特にバラードが素晴らしく、

『Seemed Like a Good Idea at the Time』

『Blind Man』など、

オーケストレーションやメロディで

聴かせる楽曲が充実しています。

ジャスティンのボーカルは冴え渡り、

彼のボーカルメロディが、

いつまでも耳に残ります。

突き抜けたユーモアとカリスマ性

彼らのプロフェッショナルさを特に感じるのは、

歌詞やスタイルのユニークさで、

バンドキャラクターに存在感を出すことで、

確固とした人気につなげているところです。

このユニークさがなければ、

これだけの人気者にはなり得なかったはずで、

ボーカルであるジャスティンの

天性のエンターテイナーとしての才能が

やはりこのバンドの核です。

一歩間違えるとコミックバンドになりそうですが、

彼らのルックスやプレイスタイル、楽曲には、

確固としたオリジナリティがあるため、

バンド全体として見ると、

「最高に格好良いバンド」という印象になります。

ちなみに、日本人でパッと楽曲を聴いて、

歌詞を完璧に理解できる人は少数でしょう。

その意味において日本人には、

ザ・ダークネスは色物という印象はなく、

素直に格好良いハードロックバンドとして、

聴くことができるはずです。

終わりに

いつかのサマソニでは、

ダークネスが来日できなくて、

ワイルドハーツがピンチヒッターで

参加したことがあったように記憶します。
(うろ覚えですが)

やっぱり天才ミュージシャン同士は

相通じるところがあるのかな、と思いましたね。

ダークネスはこのセカンドを出した後、

活動休止してしまいますが、

2010年代に入りまさかの復活を果たし、

その後は驚異的なペースで新作を量産しています。

さらになんと今は、

クイーンのロジャー・テイラーの息子が、

ドラムになっています。

これは最新作の楽曲ですが、

やばいくらい名曲ですね。

どの新作のクオリティも凄まじくて、

新作発表が待ち遠しい数少ない現役バンドです。

あまり来日してくれないのが残念なのですが、

彼らがもし来日するなら、

少々の遠出なら覚悟して行くつもりです。

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