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【クリープハイプも聴いた!】WALK THE MOON(ウォーク・ザ・ムーン)『Talking Is Hard』レビュー

WALK THE MOON TIH 写真 ブログ用 音楽

トトオです。

クリープハイプを知っていますか?

バンドは知らなくても、

ボーカルの尾崎世界観という名前は、

聴いたことがある方も多いかもしれません。

2010年代に、

最も勢いのあるバンドの一つでしょう。

クリープハイプとWALK THE MOONについて

彼らが、

以前インタビューで、

WALK THE MOONのアルバム、

『Talking Is Hard』を、

聴いていると、話していました。

(ギターの小川氏が言及)

このアルバムは、

私がここ数年聴いた、

比較的新しいバンドの作品としては、

一番のお気に入りだったので、

彼らに親近感を覚えました。

クリープハイプの楽曲を好きな、

比較的若い方も、

WALK THE MOONのサウンドは、

きっと気に入るはずです。

キャッチーで、

一緒に歌いたくなるような楽曲が魅力の、

アメリカの実力派若手バンドです。

今回はそのアルバム、

『Talking Is Hard』をレビューします。

この記事は、

以下のような人にオススメです。

80年代風のバンドサウンドが好き
初期のポリス・U2・コールドプレイが好き
若手アメリカバンドのサウンドを知りたい

WALK THE MOONについて

彼らは、2000年代後半に、

アメリカで結成されました。

バンド名を聞いてピンときた人も、

いるかもしれませんが、

The Police(ポリス)の名曲、

『Walking On The Moon』から、

取られています。

2012年にメジャーデビューし、

一作目『Walk the Moon』を発表、

二年後の2014年に、

今回紹介するセカンドアルバム、

『Talking Is Hard』を発表します。

更に、彼らはその後、

2017年に三枚目の、

『What If Nothing』を発表しています。

私はそちらも聴いていますが、

二枚目の『Talking Is Hard』の方が、

オススメなので、

こちらをレビューします。

『Talking Is Hard』レビュー

ベストヒットUSA

彼らは、ジャンルとしては、

インディーロックに分類されていますが、

80年代風の、

ディスコっぽいアレンジが得意な、

シンプルなロックバンド、

という感じでしょうか。

私がどこでで彼らを知ったかというと、

小林克也ベストヒットUSAです。

ベストヒットUSAの中に、

ビルボードのトップ20を紹介する、

コーナーがあるのですが、

当時、彼らはそのチャートに、

長らく食い込んでいたのです。

このところ、

アメリカのチャートでは、

バンドっぽいグループの、

ランクインがとても少ないです。

ソロのアーティストがほとんどで、

他はヒップホップ系アーティスト、

もしくはDJが、

ほぼ上位を締めています。

そんな中、ほぼ唯一、

バンドサウンドでランクインしていたのが、

WALK THE MOONの、

『Shut Up and Dance』でした。

収録曲紹介

これ、

聴いたことある人も、

多いのではないでしょうか。

日本のラジオなんかでも、

結構流れていたようです。

バンドは知らないけど、

曲は知っている、

という人が周りにいました。

PVを見れば一目瞭然ですが、

まさにレトロなディスコロック風で、

バンドのイメージも、

それっぽい賑やかな雰囲気です。

繰り返されるサビがとてもキャッチーで、

一度聴くと口ずさんでしまうくらい、

わかりやすく格好いいフレーズです。

しかし、注意して聴いてみると、

演奏はシンプル且つタイトで、

アレンジもとても凝っています。

このアルバムからのシングルカットは、

他に、

『Different Colors』

『Work This Body』


の二曲です。

『Different Colors』は、

アルバム一曲目ですが、

ドラムのリズムが気持ち良い一曲です。

彼らの一つの売りである、

甘いコーラスが、

存分にフューチャーされています。

『Work This Body』は、

このアルバムでも一番ポップな一曲で、

彼らのどこかファニーな雰囲気が、

よく現れています。

他の楽曲に関しても、

とにかく、

レトロな雰囲気の、

ポップアンドキャッチーな楽曲が、

これでもかと詰め込まれています。

他の収録曲では、

『Avalanche』あたりは、

彼らのルーツになった、

ポリスのような、

骨太且つ美しいメロディのロック曲です。

ポリスのような、

哀愁漂う感じではなく、

楽しげで、躍りたくなる感じですが。

ラストの『Aquaman』など、

とても美しいバラードで、

演奏やアレンジなど、

レトロでありながら、

古臭く感じさせない、

絶妙なバランスです。

かつてのU2や、ポリス

初期のコールドプレイのような、

シンプル且つ良質なメロディの、

バンドが好きな方には、

絶対ハマると思います。

正直なところボーカルの歌唱は、

コールドプレイのクリスに、

似ているところもありますね。

レトロなバンドサウンドという意味では、

往年のシンディー・ローパーあたりに、

近いものも感じます。

この辺が好きな人は、

是非聴いてみてください。

トトオ
トトオの
オススメ曲

『Shut Up and Dance』
『Avalanche』
『Aquaman』

終わりに

このアルバムは、

数年前に爆発的に売り上げて、

アメリカでプラチナムに認定されています。

(CD及びストリーミングで100万枚)

この次に出した、

『What If Nothing』も、

とても素晴らしい作品ですが、

かなり凝った方向性になっていました。

個人的には、

シンプルな『Talking Is Hard』のほうが、

好きでよく聴きます。

彼らのような、

現役で活躍する格好良いバンドが、

アメリカでもっと売れて欲しいですね。

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