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【ありがとうドクター田中/和製クイーン】すかんちアルバム 初心者向けベスト3

すかんち アルバム 写真 ブログ用 音楽
【2019/10/29:追記】
トトオです。
本日のニュースで、
すかんちの元キーボード担当、
ドクター田中氏が亡くなられたことが、
報じられました。
私は、彼がいた頃のすかんちが大好きで、
見に行った再結成ライブにも、
彼が参加してくれて、
本当に嬉しかったです。
57歳という若い年齢で、
亡くなられたのは、
本当に残念です。
先日書いたこの記事の最後に、
彼の残した功績を、
追記することにします。

トトオです。

去年は、クイーンの映画

『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットしました。

クイーン世代の人から、若い人まで、

幅広く受け入れられたようです。

映画きっかけで、

クイーンを改めて聴きたいという人が多く、

クイーンのベスト盤が売れ始めた、

というニュースもありました。

クイーンはイギリスのバンドですが、

日本にはクイーンの影響をモロに受けた、

和製クイーンとでもいえるバンドがありました。

ローリー寺西(現・ROLLY)率いる

『すかんち』です。

クイーン再評価の今、

改めて彼らの音楽に、

スポットライトが当たるべきではないでしょうか。

今回は、初心者向けをテーマに、

すかんちのアルバムを紹介します。

今回の記事は、

以下のような人にオススメです。

映画を見て、クイーンが好きになった
ROLLYって、名前と顔だけは知っている
マキシマムザ亮君のルーツを知りたい

すかんちの歴史

すかんちは、

90年にメジャーデビューするまで、

インディーズ時代が長く

見た目もどぎつかったため、

色物的なバンドとして扱われていたようです。

メジャーデビュー後は、

彼らはその楽曲ではなく、

ROLLYの強烈なキャラクターが、

テレビで受けてしまったために、

そちらに注目が集まってしまいました。

結果、音楽的に大きく成功しないまま、

96年に解散してしまいました。

一般の人でも知っている彼らの楽曲は

『恋のマジックポーション』くらいでは、

ないでしょうか。

この曲は、当時大人気だった

『ダウンタウンのごっつええ感じ』

のテーマ曲でした。

2006年以降再結成し、

時折ライブを行っていましたが、

その後、

ベースのShima-changが事故に合い

二代目キーボードの小川文明氏が、

亡くなってしまいました。

最近は目立った活動は、

行っていないようでしたが、

去年はイベントで一時的に復活したようです。

これから、

少しずつでも活動してもらいたい、

という祈りも込めて、いざランキングです。

第3位

トトオ
トトオ

かなり悩んだ第3位!

第3位 / GOLD (1994年発表)
ROLLYの驚異的な歌唱力 / ☆☆☆☆☆
劇的に増したメジャー感   / ☆☆☆☆
更に磨きのかかった演奏 / ☆☆☆☆

第3位は、

1994年発表の『GOLD』です。

1993年10月に、

それまでキーボードだった、

ドクター田中氏が脱退してしまい、

その後、

『SWEETS』というベスト盤を挟んで、

三人体制のすかんちで、

初めて発表したアルバムです。

前作までとは、

大きく異なる点がいくつかあります。

まず、

ROLLYの歌唱力が劇的に向上しました。

この短期間に何があったの?

というくらい、歌が上手くなっています。

また、このアルバムは、

外部ミュージシャンのサポートが充実しています。

作詞家の森雪之丞氏や、

後に正式なキーボード担当になる小川文明氏

また、プロデューサーも、

これまでの白井良明氏だけではなく、

佐久間正英氏なども名を連ねており、

そのおかげか、

アルバム全体のスケール感・メジャー感が、

前作より格段に増しています。

演奏に関しても、

元々上手いメンバーですが、

今作は、

いつもよりリラックスした雰囲気もあり、

全体的にメリハリが聴いています。

このアルバムで一曲選ぶなら、

『おまえは俺のモノ』あたりでしょうか。

まさに、メジャーロックバンド、

すかんちの一曲、という感じです。

このアルバムは、

すかんち史上、

最もバラエティに富んだアルバムではないでしょうか。

第2位

トトオ
トトオ

コアなファン向け第2位!

第2位 / OPERA (1993年発表)
コンセプトアルバムの完成度 / ☆☆☆☆☆
各メンバーの楽曲の充実     / ☆☆☆☆
色濃い70年代ロックの影      / ☆☆☆☆
第二位は、
1993年発表の『OPERA』です。
これを一位にするかどうかで、
迷いました。
すかんちファンの多くは、
これを最高傑作に選ぶのではないでしょうか。
既述のとおり、
このアルバムを最後に、
キーボードのドクター田中氏が脱退します。
メジャーデビューから続いた、
四人体制の集大成がこのアルバムです。
正直、一曲一曲選んだ時に、
オリコンチャートを賑わすような曲はありません。
しかし、
これほど完成度の高い和製ハードロックは、
日本のメジャーシーンの歴史でも、
なかなかないでしょう。
レッド・ツェッペリンと、
クイーンとAC/DCと、
あとなんでしょうか・・・
とにかく、
70年代のハードロックのエッセンスを、
絶妙なバランスで、
自分たちのものにしています。
(原曲モロのギターリフもありますが)
名曲揃いですが、
『仏壇返しにはかなわない』
『仮面の接吻(くちづけ)』
『Mr.タンブリンマン』
あたりがオススメでしょうか。
『仮面の接吻(くちづけ)』は、
ROLLYの作曲した楽曲の中でも、
究極の一曲だと思います。
8分強もありますが、
まさにオペラのような展開を、
持つ複雑な一曲です。
インストパートなんかは、
ネオクラシカルメタルバンドのようです。
(デンマークの『ロイヤル・ハント』とか)
このアルバム時の、
ライブビデオ(VHS)も持っていましたが、
最高に格好良かったですね。

第1位

トトオ
トトオ

下積み長かったからの第1位!

第1位 / 恋のウルトラ大作戦 (1990年発表)
ローリー寺西の凝縮されたエッセンス / ☆☆☆☆☆
デビュー作から徹底した作り込み   / ☆☆☆☆
驚異的にキャッチーな楽曲陣     / ☆☆☆☆☆
第一位は、
1990年に発表された、
彼らのメジャーデビューアルバム
『恋のウルトラ大作戦』です。
彼らはインディー時代が長かったので、
その時代に発表された曲も収録されています。
それまで苦労して培った、
その時点のROLLYの全てが集約された、
渾身のデビューアルバムになっています。
絶対に令和の時代には、
生まれてこないであろう、
ある種、バブル時代ならではという、
作り込まれた音像です。
彼らの作品の中では、
一番グラムロックっぽい雰囲気でしょうか。
とにかく、
全曲密度が非常に濃く、
驚異的にキャッチーです。
やはり、
一番の影響はクイーンでしょうか。
(歌詞にも出てきますし)
捨て曲なしで、
その後の彼らの代表曲になる曲が、
多数収録されています。
歌詞も、初期すかんちの特徴である、
「モテない男子への応援歌」
のような切ないものから、
独特の世界観(サーカス小屋?)のものまで、
かなり幅広いです。
良い曲ばかりですが、
特に好きなのは、
『君は窓辺のパントマイム』
『魅惑のYoung Love』
『恋のショック療法』あたりですね。
クイーンとツェッペリンを混ぜて、
チープトリックで割ったような感じです。
とにかく、
とっつきやすい曲ばかりなので、
是非一曲聴いてみて欲しいです。

終わりに

改めて、

今回すかんちを聴いてみて思ったのは、

今の時代、

メジャーデビューまでに、

自分たちの好きな音楽スタイルを、

ここまで追求するバンドが、

果たして存在するだろうか、

ということです。

今は、

趣味が多様化・細分化されてしまった結果、

音楽という趣味に、

そこまでこだわる人がいないのも、

当然かもしれません。

クイーンが再評価されている今こそ、

こういった素晴らしいバンドを、

見直してみる良い機会だと思います。

選には漏れましたが、

彼らの一番の代表曲は、

2ndアルバムに入っている

『恋の1,000,000$マン』

(”ミリオンダラーマン”と読む)でしょう。

ひとまず一曲だけ聴くなら、

これが良いかもしれません。

 

ドクター田中氏の功績

【2019/10/29:追記】

冒頭に書きましたが、

つい先日、

初代キーボードのドクター田中氏が、

若くして亡くなられました。

私が先日書いたこのブログの、

ベスト1と2は、

彼が在籍した頃の作品です。

彼の関わった曲を振り返りながら、

故人を偲びたいと思います。

すかんち在籍時の作品

彼が、すかんちに在籍したのは、

メジャーデビューアルバムから、

4作目までです。

また、4作目の後に出した、

ベスト盤にも、彼の曲が含まれます。

(というか、彼が辞めたので、

仕切り直しにベストを出したのだと、

私は認識しています)

それぞれのアルバムに、

基本的に一曲~数曲ずつ、

彼が作った曲が、

クレジットされていました。

在籍時の曲は以下のとおりです。

恋のウルトラ大作戦 1990
『涙の転校生』
恋のロマンティック大爆撃 1991
『大逆転~涙の卒業写真』
恋の薔薇薔薇殺人事件 1992
『涙のサイレント・ムービー』
『欧羅巴奇譚Ⅰ』
『欧羅巴奇譚Ⅱ』
OPERA 1993
『恋人はアンドロイド』
『涙の選択科目』
SWEETS -SCANCH BEST COLLECTION-  1994
『星空のジュリエット』

『涙の~』シリーズが基本で、

それ以外にも数曲入っていますね。

ドクター田中曲ベスト3

彼が書いた曲は、

それほど多くないのですが、

個人的に好きなものを、

ベスト3で紹介します。

第3位

『涙の転校生』(『恋のウルトラ大作戦』収録)

3位は『涙の~』シリーズの一曲目です。

このアルバムは、

捨て曲が全くない驚異的な完成度ですが、

ローリー寺西の色が、

他作品より濃いです。

その中にあって、

唯一他メンバーで、

ドクター田中氏の曲が入っています。

ローリーの曲は、

ポップ寄りのロック曲ですが、

ドクター田中氏の曲は、

ロック寄りのポップ曲、

とでも言えるような、

アルバムでも、

一番明るく楽しい曲調です。

その後の、

『涙~』シリーズは、

ドクター田中氏が、

自身でボーカルを務めますが、

この曲だけはローリーが歌っています。

異常に内容が濃い、

このアルバムですが、

この曲があることで、後半少し、

リラックスしたムードが生まれています。

第2位

『星空のジュリエット』(『SWEETS -SCANCH BEST COLLECTION- 』収録)

2位はベストに含まれる一曲です。

このベストアルバムは、

基本的に過去作からの選曲ですが、

この曲は過去アルバムには入っていません。

『君のいないRadio Statin』もですが)

ベストアルバムだけに、

すかんちの代表曲の連発ですが、

この曲は、

とてもかわいらしいバラードで、

他とやや雰囲気が違います。

ボーカルは、

ドクター田中氏とローリーで、

交互に歌う、

デュエットになっています。

二人とも恐ろしく声が高いですが、

声質は対照的で、

一緒に歌うと一層映えます。

ドクター田中氏と歌っているからか、

ローリーは、いつも以上に自分らしく、

歌っているように感じます。

楽しそうにレコーディングしている様子が、

目に浮かんで、

今聴くと、

ちょっとグッと来てしまいます。

後にでた二枚目のベスト

『HISTORIC GRAMMAR』よりも、

こちらのベストの方が好きですね。

第1位

『恋人はアンドロイド』(『OPERA』収録)

1位は、名作『OPERA』収録の一曲です。

ファンならやはりこれを選ぶ人が多いと思います。

すかんちのアルバムでは、

ローリーが書くキャッチーなロック曲とは、

違う曲調を書いていたドクターが、

ある種、ローリーが書きそうな、

ロックソングに挑戦した一曲です。

ギターリフや曲構成、

まさにすかんちのロック曲ですが、

そこはやはりドクター田中曲、

キーボードのアレンジがキラキラして、

ポップ色が強めです。

特筆すべきは歌で、

彼のハイトーンボーカルが、

ロックな曲調に完全にハマっています。

ローリーも、

ノリノリでギターを弾きまくっていて、

バンドとしての演奏も素晴らしいです。

再結成で、

確かこの曲を、

ドクターのボーカルで、

やってくれた記憶があります。

私の記憶では、

かつてほど彼は声が出てなかったですが、

会場大盛り上がりで、

めちゃくちゃ嬉しかったですね。

最後に

二代目キーボードの、

小川文明氏も、

50代という若さで、

数年前に亡くなられました。

ドクター田中氏は、

一線は外れていたかもしれませんが、

50代なんて、

まだまだこれから活躍できる、

あまりにも若すぎる年齢です。

しばらくは、

彼が残した楽曲を、

ゆっくり楽しみたいと思います。

素晴らしい曲をありがとうございました。

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