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【2022年来日公演速攻レポ!】SQUAREPUSHER JAPAN TOUR【梅田クラブクアトロ】

スクエアプッシャー 来日 写真 ブログ用 1 音楽
【2022/10/26:追記】
これから参加される方は、参加後に読まれることを強くオススメします。

トトオです。

SQUAREPUSHERの来日公演に参加しましたので、ライブレポートを書きます。

スクエアプッシャー関連の記事はこちら。

この記事のポイントはこちらです。

トトオ
この記事の
ポイント

音の波動で死にかける

まず、感想

最初に、参加した感想を端的にまとめると、

「長いキャリアでここまで攻めるか」

でした。

では、ダラダラと書きます。

Spotifyと神の思し召し

コロナで延期の延期になって

現時点での最新作『Be Up A Hello』は、2020年1月の発売です。

確か、発売日に買いました。

このCDに、来日公演の情報が書いてあります。

スクエアプッシャー 来日 写真 ブログ用 2

2020年4月に来る予定だったんですねー。

私はこの時は、チケットを取りませんでした。

2017年に、Shobaleader Oneの来日公演を見て、満足していたためです。

ご存知の通り、その後コロナ禍に見舞われて、公演は延期となりました。

私はチケットは取りませんでしたが、延期になったこと自体は知っていました。

Spotifyの恩恵

そして時の経つこと、はや2年半

先週、たまたまSpotifyでスクエアプッシャーを聴いていました。

Spotifyって便利なんですよねー、ライブの予定とか全部教えてくれるんです。

画面に、「来日公演 10月25日~」って書いてあったんです。

これ、来週やん!

すぐにチケットぴあをチェックしたんです。

チケットあまっとる!

チケット、余ってるんですよ。来週のライブの。

見間違いかと思いましたが、確かに「◎」になってます。

どうやら、当初はコロナで座席を絞って販売していたのを、直前になって条件が緩和されて、席を追加したみたいなんですね。

これはもう神の思し召しだということで、ポチッとしました。
(2年半待ってたガチファンの皆さんすいません)

SQUAREPUSHER JAPAN TOUR ライブレポート

スペシャルゲスト二組

18:45ごろに到着しました。

梅田のクアトロは、例の2017年のショバリーダー・ワンの公演以来です。

あの時は、どこかからミサイル飛びまくっていました。

スマホから不穏な音が流れてる中、よく来日してくれたなと感謝したことを覚えています。
(今また凄く飛んでますけど)

今日は、スペシャルゲストが二組もあります。

一組目のDaito Manabe/真鍋大度がまさにプレイ中でした。

全く存じ上げなかったのですが、かなり格好良かったです。

レイ・ハラカミみたいな、グッとくるメロディがありました。
(率直な感想です)

フロアもあったまってきました。

続いて、Hudson Mohawke/ハドソン・モホークです。

名前は聞いたことあるな、といった程度で全く曲は知りませんでした。

正直、かなり、いや、めちゃくちゃ格好良かったです。

確かに「WARP」な音でした。

にも関わらず(?)ちゃんとストレートに盛り上げるのもうまくて、自然と身体が動きました。

この時点ですでにビール三杯です。

彼のプレイが終わったのが、20時過ぎくらいでしょうか。

ここまでは、割と後ろの方で見てたんです。

これからトムのプレイなので、前の方がそんなに混んでないので、移動しました。

スクエアプッシャー登場

20:20頃に、スクエアプッシャーことトム・ジェンキンソンが出てきました。

髪の毛伸びましたねー。

ここ10年くらいは、見た目がほとんど老けていません。

こないだはフルフェイスのメットだったので、顔面は初めて生で見ました。

ステージ上の、アルファードみたいな電飾が格好良いです。

平沢師匠を思い出しました。

そんなに似てませんでした・・・。

前半~理解不能な高次元

前半ですが、ベースと打ち込みといった感じで、ある意味スタンダードなスクエアプッシャーといえるプレイです。

特徴的なのは、押し続けるリズムに合わせて、終始アバンギャルドなベースプレイに徹しているところです。

いわゆる「ロックっぽい」盛り上げ方は皆無でした。

トムは意外なほど観客を煽ってて、これには驚きました。
(初日だから?)

途中で気づきましたが、いつからか、彼がベースを触っている時しか、音が全く出ていません。

これはつまり、

全ての音源をベース一本でコントロールしている

ということです。

もう私には、理解不能な次元に達しています。

中盤~音圧波状攻撃

中盤、ベースを横に置いて、DJに徹します

これが強烈でした。

メロディらしいメロディはほとんどなくて、とにかくビートで押しまくります。

ここでもトムは結構乗っていて、客を煽ります。

このビートの押し方が尋常ではなく、一時間近く音圧の波状攻撃といった感じでした。

また、照明効果も凄まじかった。

今回は、真鍋大度/ライゾマティクスというアーティストによる演出とのことです。

音楽とシンクロした、高速連続フラッシュが強烈で、ポケモンショック耐久一時間みたいな感じでした。
(古くてすいません)

私は途中で、

「これちょっとあかん」

となって、目を瞑ってしまいました。
(平気な人が信じられない)

後半~そういえば新作ツアーだった

後半です。

ここにいたるまで、既存曲として認識できた演奏はなんとゼロでした。
(最近のを聴き込んでないせいかも)

ここから、またベースを持ち出しました。

ようやく聴き覚えのある曲が来ました。

最新作のオープニング『Oberlove』です。

いやー、そうえいば新作のツアーだったんですよね、今回の来日。

文句なく格好良いです。

二曲目『Hitsonu』と三曲目『Nervelevers』まで、そのまま続きました。
(記憶多少あやふやです)

この時が一番素直に(?)楽しめました。

『Terminal Slam』やらなかったのはちょっと残念でした。

で、もうちょっとプレイして終了です。

だいたい、一時間15分くらいでしょうか。

正直、中盤のビート押しとポケモンが強烈すぎて、足にかなり来ていたので、

「やっと終わった・・・」

という感じでもありました。

アンコール~すんのかいせんのかい

そのまま客電がついたので、

「アンコールなしかー」

と、大半の人は出口に流れ始めました。

私も流されて、やや後方に進んだところで、ステージ側から歓声が。

「すんのかい!」

ほぼやらん感じの流れから、まさかのアンコールで、驚きました。

そして、始まった曲にびっくり。

『Come On My Selector』ですやん。

これ聴くためだけでも来てよかった、という感じでした。

で、ここで終了となりました。
(もしかして、まだアンコールありました?)

終わりに

と、こんな感じでした。

セットリストとか書いたレポートになってなくてすいません。

20年くらい聴いているのに、何気にスクエアプッシャー名義のライブは初参加でした。

いやーしかし、棚ぼた的に取れたチケットとは思えない、満足度と疲労感でした。

それにしても、これだけのキャリアにして、あれだけ攻めたステージには驚愕です。

中盤のビート押しは、私には未体験ゾーンで、新時代の拷問のようでした。
(褒めてます)

また見に行きたいと思います。

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