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【あいみょん『マリーゴールド』のルーツ?】フリッパーズ・ギター名曲ランキング!

フリッパーズ・ギター アルバム 写真 ブログ用 音楽

トトオです。

私のようなアラフォーのおっさんでも、

名前を知っているくらい、あいみょんは有名です。

意外にも、彼女が影響を受けたのは、

私の世代が好きなミュージシャンが多いようです。

そんなミュージシャンの中に、

フリッパーズ・ギターの名前があって、

正直なところ驚きました。

今回は、個人的に好きな、

フリッパーズ・ギターの曲を、

ランキングで紹介します。

この記事は、以下の方にオススメです。

あいみょんのルーツを知りたい
日本ギターポップ史上最高のバンドを知りたい

Flipper’s Guitar/フリッパーズ・ギターについて

細かいバイオはウィキペディアに譲りますが、

80年代後半に小山田圭吾と小沢健二を含む

五人組のバンドとして結成されました。

しかし、最終的に上記二人だけになり、

その後、1991年に解散しました。

オリジナルアルバムも三枚と少ないです。

three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった(1989)
CAMERA TALK(1990)
DOCTOR HEAD’S WORLD TOWER -ヘッド博士の世界塔-(1991)

活動期間が短かった割に、

当時業界に与えたインパクトは大きく、

解散後も長く人気は続きました。

小山田圭吾はコーネリアスとして、

小沢健二はソロを中心として、

解散後も表舞台で活躍し続けます。

ちなみに私は、

CMで使われるくらい有名な曲は、

リアルタイムで知っていましたが、
(これとか)

当時まだ小学生だったため、

本格的に彼らの楽曲を聴いたのは、

解散して数年経ってからでした。

それでは、フリッパーズ・ギターの楽曲を、

ランキング形式で5曲紹介します。

フリッパーズ・ギター 名曲ランキング!

5位 Exotic Lollipop (and other red roses)/奇妙なロリポップ

1stアルバム『three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった』の一曲です。

このアルバムは、収録曲が全編英語のため、

この曲も英語詞です。

2ndアルバム以降と比較しても、

洋楽ネオアコの影響が強いです。

この曲はアルバム中でも、最も短い曲ですが、

目まぐるしい展開のユニークさと、

アレンジの格好良さ、メロディの素晴らしさは、

突出しています。

4位 BLUE SHININ’ QUICK STAR/星の彼方へ

3rdアルバム『DOCTOR HEAD’S WORLD TOWER -ヘッド博士の世界塔-』

シングルカットです。

このアルバムは彼らの最終作になりますが、

かなり実験的な要素が多いアルバムです。

この曲はアルバム中、

最もキャッチー且つ、メロディが切ない名曲です。

ループする乾いたドラムサウンドと、

しっとりしたギターのエフェクトが格好良いです。

この曲はストーン・ローゼズに似ていますが、

実際のところ、元ネタはこの曲らしいです。

話は逸れますが、

ストーン・ローゼズはこの曲が一番好きです。

但し、アルバムとしてはセカンドの方が好きです。

ストーン・ローゼズは、

一枚目が凄いのはもちろん理解できるのですが、

二枚目にこれを作ったところに、

さらに凄さを感じてしまいます。
(思いっきり話が逸れました)

3位 Haircut 100/バスルームで髪を切る100の方法

2ndアルバム『CAMERA TALK』収録の一曲です。

小山田圭吾のボーカルの素晴らしさが、

最も映える一曲です。

小沢健二はソロでも、

天才的な作詞能力ですが、

この時期からセンス爆発ですね。

1990年に書かれた詩ですが、

完全に時代を超越しています。

今、こういう歌詞が出てきても、

当時のようには売れないでしょうね。

2位 Camera! Camera! Camera!/カメラ!カメラ!カメラ!(Guitar Pop Version)

これまた2ndアルバム収録曲ですが、

こちらはシングルカットです。

アルバム版とシングル版のアレンジが、

驚くほど違いますが、

個人的には、シングル版が好きです。

ドラムが最高に格好良いアレンジで、

アズテック・カメラ

デヴィッド・ラフィが叩いています。

この曲は、各楽器のバランスが、

完璧と思わせるクオリティです。

全編に渡って流れるギターのアルペジオが、

本当に切なく、胸を締め付けます。

人にフリッパーズ・ギターを薦めるなら、

まず、この曲を推しますね。

1位 Love and Dreams are Back/ラヴ・アンド・ドリームふたたび

オリジナルアルバム未収録で、

コンピレーションや

シングルズにだけ収録された一曲です。

フリッパーズ・ギターの作品群の中でも、

割と目立たない曲ですが、

何回聴いても感動できる、

彼らの最高傑作だと断言します。

彼らの世界観を体現した最高の歌詞と、

シンプルながらも、

本当に素晴らしいメロディと演奏で、

何年も彼らが愛され続ける所以が、

この一曲を聴くだけでわかります。

冒頭のギターのメロディを聴くだけで、

泣きそうになるのは、私だけでしょうか。

なにかこう、聴いていると、

誰しも心の奥に持っている、

淡い青春の思い出が、

じんわり浮かび上がってくるような、

不思議な気持ちになる一曲です。

私の拙い表現力では、

この曲の素晴らしさの

百分の一も伝わりませんので、

とりあえず聴いてほしいです。

終わりに

私は、ギターポップ的な曲が好きなので、

今回こういったランキングになりました。

洋楽からの影響が大きいバンドのため、

このあたりは当時から、

結構賛否両論あったようですが、

彼らが当時最先端の音楽を志していたのは、

間違いないでしょう。

他にも、このあたりの曲は特に格好いいですね。

Love Train/ラヴ・トレイン
3 a.m. op/午前3時のオプ
GROOVE TUBE/グルーヴ・チューブ

彼らは非常に短い活動期間でしたが、

あいみょんのような、

現在最もポピュラーなアーティストに、

未だに影響を与えているのは、凄いことですね。

ちなみに、私が日本で一番好きなバンドは、

今はもう解散したニューエスト・モデルですが、

そのバンドの中川敬が、影響を明言した、

数少ないバンドの一つが、

フリッパーズ・ギターだったりもします。

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フリッパーズ・ギターは、

今は音源が手に入りにくい状況のようで、

本当にもったいないことです。

あいみょん人気にあやかって、

再発してもらいたいものです。

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