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【希代のシンガーの傑作】Meat Loaf『Bat Out of Hell II: Back into Hell』/ トトオのオールタイムベスト⑨

ミートローフ アルバム 写真 ブログ用 オールタイムベスト

トトオです。

今回のオールタイムベストは、

スーパーシンガーの奇跡の一枚、

ミートローフの

『Bat Out of Hell II: Back into Hell』です。

前回記事はコチラです。

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ミートローフについて

1960年代から活動する

アメリカ出身のソロシンガーです。

その長いキャリアでも、

最大の成功となったのは、

1977年に発表した『Bat Out of Hell』です。
(邦題『地獄のロック・ライダー』

これがギネス級の売り上げを誇る

ロックオペラな凄い作品でした。

この『地獄のロック・ライダー』シリーズは、

第三作まで発表されており、

私が今回紹介するのは、その第二作目、

『Bat Out of Hell II: Back into Hell』です。
(邦題『地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還』

Bat Out of Hell II: Back into Hell 地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還

三部作中最もハードロックライクな作品
ポップスのように繊細なロック楽曲
超人ボーカルによる慟哭のバラード群

三部作中最もハードロックライクな作品

この『地獄のロック・ライダー』シリーズは

第三作までありますが、

基本的には、どれもロックオペラ調の、

壮大な楽曲をフィーチャーした作品です。

この三部作を比較すると、

私は「2-1-3」の順に好きです。

第一作『地獄のロック・ライダー』

第一作目は、70年代の作品ということもあり、

音もいかにも70年代ロックといった感じで、

レトロな雰囲気が溢れます。

音よりも映像の方が、圧倒的にレトロですね。

やはり、ロックオペラの代名詞である、

70年代のクイーンに近い感じがあります。

本作は、ジム・スタインマンの楽曲を、

トッド・ラングレンがプロデュースして、

ギネス級のヒットになりました。

しかし、良い曲も多いのですが、

時代を感じてしまうことは確かです。

第二作『地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還』

第二作目は、1993年に発表されましたが、

ある種発表された年代を感じさせる、

贅沢な音作りになっています。

例えとして適切かわかりませんが、

ガンズ『November Rain』とか、

デフ・レパード『Have You Ever Needed Someone So Bad?』とか、

この辺のゴージャスな、やや厚化粧な、

音作りのハードロックのバラードに、

かなり近い音作りです。

第一作目と比較すると、

全体的にかなり洗練されていて、

マイケル・ジャクソンの作品のように、

徹底して細部まで作り込まれています。

第三作『地獄のロック・ライダー3~最後の聖戦!』

第三作は、2006年に発表されているだけあって、

最も音に迫力がありますが、前の二作に比べて、

作り込みが足りないように感じます。

楽曲も、モトリーニッキーとのコラボなど、

やや話題のドーピング的なところもあります。

楽曲構成も、既発曲も含めた、

コンピレーション的な部分もあり、

作品としての完成度は、

やはり前二作には大きく及びません。

ポップスのように繊細なロック楽曲

さて、時代を感じさせる

ゴージャス且つ丁寧な作品の

『Bat Out of Hell II』ですが、

楽曲がとにかく素晴らしいです。

この作品の最も有名な曲は、オープニングの

『I’d Do Anything for Love (But I Won’t Do That)』でしょう。

多くの国でチャートの一位を獲得しました。

PVは7分ありますが、

これでもかなり短縮されているので、

真価を味わいたいなら原曲を聴いてください。

なんと12分もあります。

こういった大仰さは、

完全に好き嫌い分かれるところですが、

ここまで徹底してくどいと、

その圧倒的なくどさが、

最大の魅力になっています。

ハードロック的ではあるものの、

ポップスのような繊細さが土台となっており、

これが楽曲を引き立てる、

大きなファクターになっています。

このアルバムでは、

『Out of the Frying Pan (And into the Fire)』
『Everything Louder than Everything Else』
『Back into Hell』

など、丁寧に作り込まれた

ハードロック調の楽曲が充実しています。

全楽曲、ジム・スタインマンの楽曲ですが、

ジム・スタインマンは、

日本ではこの曲で有名ですね。

聴くだけでちょっと笑えてしまうのは、

なぜでしょう。

超人ボーカルによる慟哭のバラード群

そもそもこの作品は、ソロシンガーである

ミートローフをフィーチャーした作品です。

そうです、彼はシンガーなのです。

その実力はというと、

見た目からも想像できますが、

驚異的な声量と声域です。

彼以外には持ち得ない繊細且つ、

迫力のある独特の歌声が、

最も生かされるのは、やはりバラードです。

このアルバムには、

私がこれまで人生で聴いた中でも、

最も好きなバラード曲があります。

歌詞も詩的且つ奥深く、

本当に泣けるバラードです。

美しいメロディと、

それを引き立たせる繊細なアレンジ、

そこに、超人ボーカルの極限の表現力です。

本当に、これ以上凄いバラードを

聴いたことがないと言っても、過言ではないです。

本作には他にも、

『Rock and Roll Dreams Come Through』
『It Just Won’t Quit』

など、ピアノや女性コーラスが充実した、

素晴らしいバラードがいくつもあります。

第一作にも参加したトッド・ラングレンが、

バッキングボーカルとして参加しているのも、

かなり貢献度が大きいのでしょう。

しかし、こんなに長ったらしい

バラードを連発しても、

最後まで全く退屈せずに聴けるところが、
(人によるとは思います)

この作品の驚異的なクオリティのなせる技です。

オススメ名曲ランキング

トトオ
トトオの
オススメ名曲
ランキング

1位『I’d Do Anything for Love (But I Won’t Do That)』
2位『Objects in the Rear View Mirror May Appear Closer Than They Are』
3位『It Just Won’t Quit』

終わりに

このアルバムは、

ドライブにとても向いています。

一曲目のイントロが、

びっくりするほど長くてくどいのですが、

これがドライブの序盤を

盛り上げること間違いなしです。

若い時は、エンジンかけたら、

最初にこればっかり聴いていました。

ミートローフは、

このシリーズ楽曲で構成した

ライブビデオも出していて、

これまた本当に素晴らしい作品です。

演奏しているメンバーが、

プロ中のプロと言った感じで、

凄まじい再現力と安定感です。

曲の骨格がしっかりしているので、

ライブで聴くと、楽曲の良さが更に伝わります。

ミートローフに楽曲を提供している

ジム・スタインマンのソロも良いのですが、

やはりミートローフの作品としてこそ、

楽曲も映えるというのが、率直な感想です。

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