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【現役最強のジャーマンメタル】Helloween『Straight Out of Hell』/ トトオのオールタイムベスト⑫

ハロウィン アルバム 写真 ブログ用 音楽

トトオです。

今回のオールタイムベストは、

ハロウィンの『Straight Out of Hell』

紹介します。

前回記事はコチラです。

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俺とハロウィン

95-96年頃にメタラーになった私ですが、

メタラーへの転身のきっかけには、

ジャーマンメタルの大貢献がありました。

当時ハロウィンは、

アンディ・デリスが加入してまだ数年でした。

私は『The Best, The Rest, The Rare』

というベストと、

アンディ加入後の二作目

『The Time of the Oath』を聴いて、

大ファンになり、

過去作まで一気に遡りました。

その後、彼らの作品をリアルタイムに

数年は聴いたと思いますが、

『The Dark Ride』以降は、

自然とフェードアウトしました。

2010年代に入り、

アングラに改めてハマった私は、

ハロウィンの新作も

もう一度聴き直してみようと思い、

近作も聴くようになりました。

その中で一番ハマったのが、

本作『Straight Out of Hell』です。

Helloween 『Straight Out of Hell』

四人のソングライター
良い曲だけがひたすら続く
アップデートされ続けるベテラン

四人のソングライター

ハロウィンのバンドとして強いところは、

メンバーの大半が曲を書けることです。

本アルバムでは、

ボーカル:アンディ・デリス
ギター:マイケル・ヴァイカート
ギター:サシャ・ゲルストナー
ベース:マーカス・グロスコフ

と、ドラマーのダニ以外の全員が作曲しています。

四人とも、これぞハロウィンという

王道ジャーマンメタルの楽曲を書けます。

さらに、それぞれの持ち味もしっかりあるため、

一つのアルバムでも色々なカラーの楽曲が揃って、

磐石の安定感です。

バランスとしては、

アンディ・デリス:5
マイケル・ヴァイカート:2
サシャ・ゲルストナー:5
マーカス・グロスコフ:2
※共作含む

となっていて、アンディとサシャが多いです。

マーカスが良い曲書くんですよねー。

本作のタイトル曲はマーカス作となっていて、

これがちょっとレトロなポップさがあって、

個人的にはツボでした。

もう一曲の疾走曲もめちゃ良くて、

この作品で一番好きな楽曲は、

マーカスが書いた二曲です。

良い曲だけがひたすら続く

ハロウィンのキャリアは、

この作品当時ですでに約30年ほど経っています。

2000年代後半から現在に至るまでの彼らには、

過去の名作と向き合いながらも、

自分たちのスタイルを貫き通そうという、

不動の意思を感じます。

2007年の『Gambling with the Devil』も、

これぞハロウィン流メタルという好盤でしたが、

本作は過去の彼らのクラシックを越える

最高傑作と言っていいクオリティです。

ここには『守護神伝』にあった

プログレッシブメタルな楽曲や、

2000年前後の実験的な楽曲はありませんが、

ただひたすらハロウィーン流の

王道ジャーマンメタルが13曲並んでいます。

この作品の凄まじさは、

アルバム全体のバランスを崩してしまうほど、

イケイケドンドンと名曲だけで

徹頭徹尾ゴリ押ししているところです。

例えるなら、全体のバランスを優先すると、

普通は幕の内弁当を作ろうとするところが、

そこにトンカツとカキフライを乗せて、

別添えでカレーまで付けて、

謎のデラックス弁当を作ったような感じです。
(わかりにくい?)

とにかくこれが楽しめないなら、

メタラーじゃないと言えるくらい、

文句なしの名曲陣です。

アップデートされ続けるベテラン

本作において、オリジナルメンバーは

ヴァイキーとマーカスだけです。

当時ですでにアンディ加入後20年くらい、

サシャで10年、ダニで10年弱くらいでした。

正直、ヴァイキーが存在するだけで、

ハロウィンと呼べてしまうくらい、

彼の存在は大きく、

彼の楽曲の安定感も素晴らしいです。

しかし、他メンバーが入ることによって、

新しい血が流れて、

その度バンドがアップデートされています。

個人的には、

辞めてしまったローランドやウリも大好きで、

彼らの楽曲やプレイも、

未だに格好良いと感じるのですが、

現ハロウィーンの安定感はそれと同等以上です。

ちなみに、

ウリがピカイチ格好良かった映像はこれです。

ローランド作曲の懐かしの名曲はこれです。

今聴くと、かなりメイデンっぽいです。

話を本作に戻しますと、

アンディの歌唱力は言わずもがなですが、

サシャのギターもテクニカルかつ安定しており、

ヴァィキーと並んでも全く劣らない存在感です。

唯一の弱点としては、

ダニのドラムがウリと比較すると、

やや単調にも感じられますが、

この作品の楽曲には、

ストレートでノリのいいダニのドラムが、

絶妙にマッチしています。

終わりに

ただでさえダサいと言われるメタルの中でも、

ジャーマンメタルは、

最もダサいジャンルという印象が、

かつてはありました。
(少なくとも私の周辺では)

私自身も、実はハロウィンが大好きでも、

表ではアンスラックスが好きとか

言ったりしたこともあります。
(冗談です)

ジャーマンメタル、特にハロウィンは、

メタル初心者に最も幅広くオススメできる

バンドなのは間違いないでしょう。

学校や仕事で疲れ果てた時に、

ただただ頭を振れる最高のバンド、

それがハロウィンではないでしょうか。

今は、カイ・ハンセンや、

マイケル・キスクまで戻ってきて、

お祭り状態が続いていますが、

彼らこそ若い非メタラーに聴いてもらいたい

現役最強のメタルバンドです。

コメント

  1. ぼく、ブースカれす より:

    最近、ハロウィンを聴き始めて(例によって図書館で借りまくり)、iTunesに各アルバムの前に(01st〜etc…)と入力して取り込んだら、ファーストとその前のバンド名のミニアルバム(最新アルバムと同じタイトルなのがややこしいですね…f^_^;)以外は、3枚組ライヴ1枚、ベスト1枚とアンプラグドのベストに、カヴァーアルバムを含めて大体集まりましたので、会社帰りに順を追って4thの『Pink〜』まで聴きました。
    ドイツのメタル系だと前からスコーピオンズは好きなのですが、ハロウィンもスピード感あって良い感じですね(小並感…)
    先にカヴァーの『ジューク・ボックス』を聴きましたが、ハードプログレバンドの“フォーカス”の有名曲『ホーカス・ポーカス(悪魔の呪文)』の演奏は良いアレンジです(^^)

    尚、iTunesに入れるとアルバムジャケットは最新を除いてハロウィンはトトオさんが絶賛されている、このアルバムのジャケットが他は全部表示されるので、全て検索しないと画像が手に入りませんでした
    その意味だとプリーストは全て『ペインキラー』のジャケットのみで、意味不明だったのが、MSGに至っては最初期以降は、最新アルバムの『Immortal』のジャケットばかりなのに、当のアルバムは何も写真が無いとカオスな状態になっていました…(^◇^;)
    それにしても還暦過ぎても(色々とメンタル面では問題あったものの、今の日本人の奥様になってからは落ち着いた様ですが)痩せたままのマイケル・シェンカーと、若い頃は格好良かったのに、一時期よりは戻ったものの、過食で巨大化したイングヴェイ…どちらが良い年齢の重ね方か難しいですね。しかし、ギタリストとして演奏が上手いままならば良いとは思ってはいます(^^)

  2. トトオ より:

    >ぼく、ブースカれすさん
    図書館はSpotifyより充実していますね(笑)。
    Spotifyでは、Helloweenはレーベルの問題で網羅されていないんです。
    マイケル・シェンカーもインギーも、長生きしてほしいですよね・・・。

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